デザインサンプル系の記事を適度に紹介しているSEO Japanですが、今回は少し趣向を変えてブックカバーデザイン、つまり本の装丁からデザイン的にこれは!というものを19冊集めた記事を。ウェブデザインの数倍以上の歴史のあるブックカバーデザイン、ウェブ以上に制約はありますが、さてその中でどんなクリエイティブな世界が待っているのでしょうか? — SEO Japan
全てのデザイン形式は、何らかの意味をコミュニケーションしようとする。それぞれのジャンルで取り扱い方は違ってくる。ウェブと比べてパッケージングやプロダクトデザインが全く違う世界にあるように、ブックカバーデザインにも独特のチャレンジがある。何千という文字を1つのイメージにまとめ上げるのだ。
紙の出版業界が斜陽産業であることは残念ながら疑いない事実だが、本にはデジタルとは違った意味がまたある。今回、私たちは以前ブックカバーデザインの記事の最新版をまとめることにした。これら19冊のデザインがあなたのインスピレーションのヒントになることを願っている。
The Existence of Typography in a Visual World:
Polish Book Cover Contest Winner:
Winner of The Wizard of Oz Re-Covered Books Contest:
Milk:
The Brief History of The Dead:
この記事は、The Next Webに掲載された「19 Beautiful book cover designs for your inspiration」を翻訳した内容です。
アニメーションやインターアクティブ性があるわけでもありませんが、なんというか、これまで紹介してきたウェブデザイン記事以上にインスピレーションを受けたデザインの数々でした。一枚の絵が持つ力を改めて感じます。最初の「グレート・ギャツビー」からして、めちゃくちゃおしゃれですし。「白鯨」や「オズの魔法使い」の最新カバーデザインも古典とは思えない、というかもう一度読みたくなる雰囲気。日本でも古典を今風のカバーデザインに描き直すことはよくあると思いますが、個人的にはアニメとか萌え調のカバーはもうお腹一杯って感じですし(嫌いじゃないですけど、そればっかりで)、ここにあるようなデザインの可能性にチャレンジしたカバーを日本でももっと見たくなりました。
後半もそれしかいえないのが情けない程に全てただただかっこいいです。。。余計な(というと語弊がありますが)アニメーションもインターアクティブ性もない、画像一枚の世界だけに、ウェブデザイン以上に研ぎ澄まされた洗練と迫力を感じます。この本全部買って部屋に飾りたくなる私でした。 — SEO Japan [G+]
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