SEOにおいて「ビッグキーワード」という言葉を聞く機会があると思います。この記事では、企業がSEOに取り組む際に重要な考え方を踏まえ、ビッグキーワードについて解説します。
参考:SEOはキーワード選定が超重要!選定方法やキーワードの入れ方を紹介
ビッグキーワードとは、多くのユーザーが検索する単語であり、検索エンジンでの検索回数が月間ベースで1万回以上という驚異的な検索流入数を持つキーワードを指します。
競合性が高く、競合サイトのクオリティも高いため、SEO対策の難易度が高いです。しかし、成功すればアクセス流入とコンバージョンの大きなメリットが得られます。例として、「デジタルマーケティング」や「SEO」が挙げられ、これらのキーワードは多くのユーザーによって検索され、競合も多いため、ビッグキーワードとして評価されます。
ビッグキーワードとは、検索量が多いため上位表示に対策を施すことで期待される効果があります。そのメリットは、サイト訪問者の増加、コンバージョンの増加、およびブランディング効果の増加です。サイトへのアクセス数が増えれば、コンバージョンの可能性も高まりますし、上位表示されることで多くのユーザーにクリックされる機会も増えます。これにより企業のブランディング効果も向上します。また、ビッグキーワードで上位表示されることにより、サイトへの訪問者数が増え、自社サービスとの関連性が高いユーザーが増加します。それによって自社の売上向上にもつながりやすくなります。以上の理由から、ビッグキーワードは企業にとって魅力的なSEO対策の一つと言えます。
ビッグキーワードの短所は、検索ユーザーのニーズが分散し、望みどおりのアクションを起こす確率が低いことであり、ターゲットが含まれる割合も少ないことです。スモールキーワードは検索回数が少なく限られた集客力ですが、検索上位獲得が容易で競合が少ないため、コンバージョン率が高く、ビッグキーワード対策に貢献できる。スモールキーワード→ミドルキーワード→ビッグキーワードの順で地道にGoogleの評価を積み上げる戦略が有効です。
補足として、ビックキーワードの対義語はスモールキーワードで、中間に位置するものはミドルキーワードと呼ばれています。
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