Googleマップがローカルビジネスを調べる際や店の場所は道順を調べる時に、かなり役立つツールなのは疑う余地は無い。実際にGoogleでも最も利用されているサービスの一つになりつつあるようだが、Googleは未だローカル検索広告のマネタイズは未開拓の分野のままだ。
しかしこの状況は近日中に変わりそうだ。Googleは、Googleマップの新機能として、一部の地域のホテル一覧ページでホテルの宿泊費の掲載を開始している。この新機能は、特定の検索キーワードの対象となったホテル一覧リストに日付を指定することで、その期間の宿泊費を表示してくれると言う機能だ。特定の価格帯をクリックすることで、特定のホテルで対象となる宿泊費情報を登録している広告主を一覧表示する。
検索結果の関連性を保つため、価格情報には「スポンサード」の表記が付けられている。もちろん広告主のサイトからホテルを予約することが可能だ。Googleマップ経由で、ホテルの予約がより早く簡単にできるようになったことになる。
そこで気になるのがGoogleマップ上のホテルの掲載順位だが、Googleはホテルの掲載順位と広告主であるかどうかは関係が無い、と既に説明している。掲載順位自体は、これまで通り、検索キーワードとの関連性等の要素で決定されるようだ。
Googleは現在、この機能を一部の広告主とのみテストしており、また一部のユーザーのみにこの検索機能を表示している。このテスト結果次第で、全てのユーザーがこの機能を利用できるかどうかが決まることになるだろう。
この記事は、Search Engine Journalに掲載された、Arnold Zafraによる「Google Tests Hotel Price Listings on Google Maps」を翻訳した内容です。
Googleマップが登場した当時から、いつか搭載される機能ではと言われていましたが、ついにテストが始まったようです。この機能が本格普及した時、ホテル予約サイトのシェアはどれ位奪われるのでしょうかね。。。 — SEO Japan
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