Google Buzzのバズ(噂)が見当たらない。チティカによると、これは事実であり、Google Buzzはどこかに消えてなくなってしまったようだ。ウェブの全体的な検索においても、同ネットワークが抱える8万ものサイトにおける検索アクティビティにおいても、Buzzのバズは姿を消してしまったらしい。
チティカのエントリには、同ネットワークのスタッツ付きで詳細が記されている:
2010年2月9日 – Google Buzzがローンチされた当日 – 検索エンジンは大量のクエリで大忙しだった。チティカのネットワークでは、「Google Buzz」と言う用語に対して1,500回の検索が行われていた。この回数は「Twitter」の15倍に相当する。
しかし、Google Buzzに関する検索回数は急激に減った – 2月10日には580回、そして、2月11日には147回に激減した。12日以降、つまり大騒動を巻き起こしたローンチから僅か3日で、検索数は3ケタを下回り、10回を切ることも多くなってきた。
また、チティカによると、グーグルが所有する”インサイツ・フォー・サーチ”ツールでも同じ傾向を把握することが出来るらしい。過去90日間のツイッターとGoogle Buzzに対する検索アクティビティの比較をチェックしておこう(青線がツイッターで、赤線がバズ)。
これはウェブでの検索全体における傾向である。さらに、インサイツ・フォー・サーチのニュース・サーチ・フィルターを使ってリサーチを行うと、やはり、ローンチ時の短期間においてはツイッターを上回るニュースの検索アクティビティが行われたものの、現在、Google Buzzに対する関心は全く見られない点が判明した。
これは多くのサービスを運営しているデメリットと言えるのだろうか。グーグル・トレンズもまた同じパターンを示している。
Google Buzzは先月サービスを解禁し、すぐにユーザーから様々なリアクションが起きた — 好意的な反応をする人もいれば、ネガティブな反応を見せた人もいた。そして、最終的にグーグルが謝罪し、バズの仕組みに修正を加える騒ぎにまで発展させた人もいた。しかし、究極のフィードバックは、製品全体に関する関心の低下という形で、現在もたらされている。
ただし、フェイスブックとツイッターがソーシャルネットワーキングの支配者および難攻不落のリーダーとして定着しているだけなのかもしれない。両者は共にこれまでもチャレンジを何度となく受けてきたが、すべて返り討ちにしてきたのだ。
質問: 皆さんはGoogle Buzzを利用しているだろうか?ローンチされた時と比べ、頻繁に利用しているだろうか?それともあまり利用しなくなっただろうか?
この記事は、Search Engine Landに掲載された「Is Google Buzz Dead Already?」を翻訳した内容です。
This article on Features: Analysis first appeared on Search Engine Land.
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現状、いまいち所か「全く」普及していないのが実情のようですね。確かにSEO JapanでもGoogle Buzz経由のアクセスって皆無ですし。「21世紀の覇者」と思われてきたGoogleですが、Facebookと言いTwitterと言い2010年になったばかりですが早くも足元をすくわれている感じですね。YouTubeをいち早く獲得したまでは良かったのですが、、、YouTubeも「ビデオ共有」サイトとは言うものの、どこまでソーシャルかは微妙な感じではありますが。果たしてGoogleのソーシャル対応の苦戦が、たまたまの偶然なのか、はたまた検索会社のDNAから抜け出せない本質的な問題なのか、今後数年が1つの勝負にはなってくるのでしょうね。 — SEO Japan
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