Montreal Startup’sによる彼らが投資した企業のためのワークショップ初日に参加したので、私が提供した情報をいくらか共有したいと思う。Montreal Startupの人達には、起業経験が豊富なフレドリック・ラロンデと、同様に経験豊富な起業家(元ベンチャーキャピタル)のマーク・ジングラスと共にパネルディスカッションに参加して欲しいと頼まれた。パネルディスカッションの司会は、自らの力でスタートアップ企業を立ち上げた人物でもありCFOでもあるマーク・マクラウドである。
自分が提供したフィードバックや記録したノートを見返してみると、ベンチャーキャピタルとの会議を成功させるために必要なことは、8つの教訓に要約される。私たちは、ベンチャーキャピタルを集める全体の プロセスについて話すことに多くの時間を費やしたが、私は多くの起業家が失敗する場所というのは最初の数回のミーティングにあると考える。
売り込みだけで条件規定書を手にした人は知らないが、私が保証できるのは、もし売り込みが失敗に終われば、資金調達はほぼ不可能になるということだ。だから多くの 人は売り込みを繰り返し、上達させる必要があるのだ。
経験豊富な起業家でもありエンジェル投資家でもあるデビッド・ローズは、TEDで売り込みについての素晴らしいプレゼンテーションをしている。(デビッドはStandout Jobsの投資家でもある。)以下に彼のプレゼンテーションも載せておく。
ひとこと:モントリオールでのスタートアップのワークショップの日、各企業(Standout Jobs含め)が5分間の売り込みをするように言われていた。私の番が終わると、誰かが、「あなたはこの売り込みをたくさんやってきたようですね」とさりげなく言った。そうなのだ、私は多くのバリエーションを持っている。かなり磨きがかかっているのは、私がかなり頻繁にやっているからだ。しかしそれは、私が練習も動揺もしないという意味ではない。ワークショップの前の晩、私は売り込みの練習に2時間かけたのだ。友好的でざっくばらんな聴衆のために。
そして覚えておいて欲しいのは、これらのアドバイスは全て、エンジェル投資家にも同じように関連があるということだ。エンジェル投資家とベンチャーキャピタルではいくつか異なる方法もあるが、エンジェル投資家から資金を集める方が簡単だとは思わない方がいい。状況をしっかりと把握すること、ネットワーク、売り込み、全ての答えを用意しておくことが必要なことに変わりはないのだ。
この記事は、Instigator Blogに掲載された「8 Tips for Successful Venture Capital Meetings」を翻訳した内容です。
日本と米国では事情が違う点もあるでしょうが、基本的にはどこであっても通用するアドバイスだと思います。「知ったかぶりをしない」というのは、つい知ったかぶりをしようとして墓穴を掘ったら最悪ですし確かにそうだな、と思いましたね。後は「ATM、Answer(アンサー)-Transfer(トランスファー)-Message(メッセージ)」の概念は恥ずかしながら初めて知りました。「素早く質問に回答し(アンサー)、その回答をあなたが伝えたいメッセージに移行する(トランスファー)」、なるほど、PRの場では様々な質問を受けることもあるでしょうが、常に伝えたいメッセージを相手にいかに伝えるか、ということを念頭に置いて思考・行動することが大事なんですね。と、VCとの打ち合わせ以外にも普段のプレゼンにも十分活用できそうなティップスが詰まった記事でした。 — SEO Japan
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