最低なビジネスを見分ける15の危険信号

公開日:2010/07/02

最終更新日:2024/02/17

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QuickSproutから「危険信号」シリーズの記事を。そのビジネスが最低なビジネスかどうかを見分けるための15の方法を紹介。起業家は覚悟して読んだ方が良いかも? — SEO Japan

率直に言おう。あなたは自分のビジネスが成功するのかしないのか疑問に思っている。あなたは心も魂もビジネスに注ぎ続けているのに、何らかの理由でたくさんのお金を稼いでいない。

そして悲しいのは、あなたのビジネスが失敗に終わるのか成功するのかを知る確かな方法などないということだ。しかし、以下に紹介する危険信号が、成功の可能性を決定するのに役立つだろう。

1. 利益を上げていない

お金を儲けなければいけないと簡単に言うが、実際問題それは間違っている。あなたは利益を上げる必要があるのだ。1億ドルの出費があるのなら、月に100万ドル稼いでも無益である。それは毎月900万ドルを失うことになるのだ。

成功するビジネスは利益を上げている。そして、今現在は利益になっていなくても、それに向かって進まなければいけないのだ。

中小企業局によると、利益を上げることができないのが理由で、多くのビジネスが最初の5年で失敗に終わっているということだ。

2. 顧客と話をしたことがない

あなたは自分のビジネスがイケてると思っているのだろうか?あなたが思っていることなんて誰も気にしないのだ!あなたにお金を払っている顧客が思っていることだけが大事なのだ。

あなたがまだ顧客と話したことがないのであれば、今すぐに行動を起こすべきだ。そして、重要なのは1人だけと話すだけでなく、何人かと話すことだ。

3. 自分がしていることが好きではない

もし自分のビジネスが好きならばもっと多くの時間をそれに費やす傾向がある。そして、もっと多くの時間をビジネスに費やせば、成功する可能性も高くなる。もし単にお金を稼ぐだけのために今のビジネスにいるのならば、ひどい失敗をしたり、一生懸命に働かない可能性がより高くなる。

自分のビジネスを所有している時には、週に40時間働くのではだめだ。平均して、起業家は週に61.1時間働いている

4. 批判を受けることができない

友達や家族の誰かがあなたのビジネスに関してフィードバックをくれた時には、怒るべきではない。彼が言っていることに耳を傾け理解しようと努力をするのだ。

だからと言って、彼らが言うこと全てをやらなければならないということではなく、少なくとも耳を傾けるということだ。いつか誰かがあなたのビジネスを変えるようなアドバイスをくれるかもしれないのだから。

5. 自分の顧客に無関心

カスタマーサービスやサポートは、あなたの会社を作るか壊すかを決めるものだ。あなたが自分の顧客に無関心であれば、彼らは2度と戻って来ないしあなたから買うこともない。新しい顧客よりもリピーターを獲得する方が一般的には簡単だということを覚えておこう。

Zapposは素晴らしいカスタマーサポートと好意的評価のいい例だ。彼らは優れた返品ポリシーを持ち、時には即日無料の航空便配達をしてくれる。

あなたがもしカスタマーサービスがそんなに重要だとは思わないのであれば、Zapposはカスタマーサービスが優れているために、アメリカ全体の顧客満足度で7位にランクされたと聞いたらどうだろう?

6. 人々があなたの会社について話題にしていない

口コミマーケティングはビジネスを成長させるのに一番良い方法だ。もし誰もあなたの会社について話題にしていないのであれば、あなたがいい仕事をしていないということなのだ。

広告や有料マーケティングも素晴らしいが、自然に発生するものこそが本当にビジネスの成長に役に立つ。例えば、みんながGoogleを使うのは、それを他の誰かから聞いたからだ。Googleが最初に出てきた時、彼らは広告にお金を使うことはなかった。

世の中のあらゆるマーケティング戦略の中で、口コミマーケティングが最も効果のあるものとして位置づけられているのである。

7. 機敏ではない

顧客の要求は時間とともに変化するため、必然的にあなたはそれに適応しなければならない。もしあなたが機敏でなければ、それに素早く適応することはできないだろう。つまり、顧客は、ニーズを満たしてくれるあなたの競合相手の方に行ってしまうということだ。

機敏になりたいのなら、戦略的、操作的、ポートフォリオという3つのタイプの機敏性について学ばなければならない。

8. ケチではない

資本金不足がビジネスが失敗する一番の理由だ。これがあなたが断片的にならなければいけなくなる理由だ。何をするにしてもお金を節約することが必要なのだ。

さらに、ビジネスの世界は常に浮き沈みがある。そのため、もし大きな金額を稼いでいる間に蓄えなければ、今のような大変な時期を乗り越えるのに必要なお金を持つことができないのだ。

制御できない不況のようなことが存在するのである。だからできる時にお金を蓄えておくのだ。

9. お金を使うべき時を知らない

ケチなのはいいことだが、時にはお金を費やさなければいけないことがある。例えば、才能のある従業員にもっとお金を支払うことは、二流の従業員に少ないお金を払うよりもずっと賢いことだ。二流の従業員が間違った決断をすることによってあなたのビジネスに何百万ドルの損失を与えることもあるのだ。もし私の言うことが信じられないのならば、どうやってZapposが一億ドルを失った(註:ZapposのCEOが雇用の失敗でこれまでに100万ドルは損していると告白)のか見てみることだ。

10. 有能な弁護士が付いていない

弁護士には大変な値打ちがある。良い弁護士は訴訟からあなたの身をり、顧客が支払いを拒否した時にあなたを保護することができる。

弁護士費用を決してケチらないこと。そして、有能な法律事務所に所属するパートナーと協力するようにすること。もしその費用を支払うことができないのであれば、支払計画を考え出すこともできるはずだ。

11. 人に任せることが嫌い

もしあなたが全てのことを自分でやろうとしているのなら、ビジネスの真の可能性を制限することになるだろう。チームの助けを信頼できないのなら、物事は決して迅速には進んで行かない。

あなたがどんなに賢いかはどうでもいいことで、あなたは何でも屋ではないのだ。だからあなたは、自分よりもその仕事に長けている人に任せたほうがいいのである。

もしあなたが人に任せる方法を知らないのであれば、これを読もう。

12. 同じ過ちを繰り返している

間違えることは悪いことではないが、同じ間違いを何度も繰り返すのはいけない。過ちから学ぶことができれば、多くのお金と時間を節約することができるのだ。

あなたが本当に過ちから学びたいと思っているのであれば、他の人の過ちからも学ぶべきだ。人は誰でも間違えることがあるのだから、彼らからも同じように学び、その過ちをしないようにするのだ。

例えば、私の百万ドルの過ちからも学ぶことができる。

13. リスクを冒すことが嫌い

時にはサイコロを転がしリスクを冒す必要がある。それが地味にうまくいくこともあるが、いつもうまくいくわけではない。

ビジネスモデルの転換や部署全体の解雇、さらには会社の引っ越しなどは、あなたがやらなければならないかもしれないいくつかのリスキーな事柄だ。あなたにとってどんなリスクになるのかを予測するのは難しいが、しかしその時が来たらやるしかないのだ。

もしリスクを冒すことが嫌なら、リスクを冒さないリスクなんていうものもある。

14. これが初めてのビジネスである

これがあなたにとって初めてのビジネスであるなら、へまをする可能性は高い。こんなこと言いたくはないが、初めての起業家の78%が失敗している。あなたが新しい領域に足を踏み入れているならば、あなたに分はなさそうだ。

さらに、これがあなたにとって2つ目のビジネスだったとしても勝算は劇的には上がらない。22%の成功のチャンスから34%の成功のチャンスになる位だ。

15. 集中できない

二流レベルで100のことができるよりも1つのことを本当に上手くできる方がいい。Google、Amazon、Microsoft、Skypeや37Signalsは、1つのことを本当に上手くやれた企業の数少ない例だ。

確かに彼らは後になってビジネスを拡大し始めたが、始めは1つのことを実に巧みにやってのけたのだ。

あなたも同じように自分のビジネスに集中し、1つのことを本当に上手くやる必要がある。その1つのことをするのが本当に上手くなるまでは事業を拡大しないことだ。一点集中に失敗すれば、Legal Zoomが危うくしそうになったように、ビジネスを危険にさらすかもしれないのだ。

結論

本当ならば、全てうまくいくしあなたはうまくやれると伝えたかったのだが、それはできなかった。うまくいくとは限らないから、ここで紹介した危険信号を探してそれを避けなければならない。

あなたのビジネスの成功を祈っている。もし他にも共有したい危険信号があればぜひコメント欄にどうぞ。


この記事は、QuickSproutに掲載された「Link Building ROI: Measure With Caution」を翻訳した内容です。

思った以上に、どれも納得の内容でした。過去に幾つかの失敗をしましたし、現在も15のうち、幾つかは常に悩む内容もがあります。もちろんビジネスの成功に絶対の方程式はありませんが、ここに書かれていることの多くに当てはまるようならその分失敗する確率が高くなるのはほぼ間違いないと思います。反面教師としてたまに読みたい。 — SEO Japan

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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