新規ビジネスにありがちな10の過ち

公開日:2010/07/29

最終更新日:2024/03/22

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不況の時代とはいえ自分でビジネスを新たに始めることを考えている人もいるでしょう。成功への期待もあれば、失敗への不安もあると思いますが、新規ビジネスの「よくある過ち」をQuickSproutからご紹介。これを読んで、こうならないようにすれば失敗の確率も低くなるはず!です。 — SEO Japan

あなたはビジネスを始めることを考えているだろうか?もしそうなら、今日ここで紹介する過ちを確実に回避しなければ、そのビジネスは恐らく失敗に終わることになるだろう。

1. ゆっくりで着実すぎる人は競争に勝てない

大部分の新規ビジネスが失敗するのは、十分なお金を持っていないからである。動きが遅ければ、最初のお金が入ってくるまでにかなり長い時間がかかることになる。たとえいくらかの現金をすでに持ちこんでいるとしても、それでは十分ではないのだ・・・儲からなければしょうがない。

時間はあなたの味方をしてくれないのだから、自分のビジネスを世に送り出すために出来ることは何でもしてお金を作るのだ。あなたは恐らくどんな工程もはしょりたくないと思っていることは分かっているが、現実的に言えば、生き残るためには多くの工程をはしょらなければならないのである。

2. 早急に人を雇わないこと

自分はリラックスして休んでいて従業員が働いてくれるのを見ているだけでお金が入ってくるなんて最高ではないか?そうしたい気持ちがあるのは分かっているが、ではどうすればこの夢はかなうのだろう?

そう、それは直ちに人を雇うことではない。ビジネスを始めたばかりの時には、自分が思っている以上に自分が働かなければならないのだ。

人を雇うのも素晴らしいことだが、従業員の職務が何なのか、彼らがどうやってタスクを達成することになるのか、彼らが直面することになる障害は何なのかを理解しなければ、あなたの期待にそぐわない従業員を雇う羽目になるだろう。

社内の新しいポジションに誰かを雇う前に、まずは自分でやってみるのだ。彼らが何をすることになるのか理解をして初めて人を雇うことができる。

3. 感情とビジネスを混同しない

あなたは自分が好きか嫌いかの感情で考える、そのことを正直に認めよう。でも心配しなくてもいい、それはあなただけではない。みんなそうなのだ。

あなたは、論理に基づいて決断をする訓練をしていかなければならない。たとえ自分の感情は他のことをするように訴えてきても、論理的決断をする必要があるのだ。

感情はビジネスとはうまく合わない。なぜなら、感情はビジネスにとってベストなことではなく、傷ついた自分の心を片付けるためのことをしようとするからだ。

4. あなたが求めるものは関係ない、顧客が求めているものが重要

あなたには新しいビジネスのすごいアイディアがあるのだろうか?もしかしたらそれは世界を変えることになる革新的な製品かもしれないし、もっといいのは子どものころから作ることを夢見ていたものかもしれない。

こんなこと言いたくはないが、あなたが欲しいものはどうでもいいのだ。あなたはただ自分の顧客が必要としていることだけをすればいい。あなたにお金を払うのは彼らなのだから。

すごいアイディアに時間とお金を投資する前に、自分の顧客が本当にそれを求めているのかを調べよう。彼らにアンケート調査をしたり、彼らが直面している問題を理解しようとすることによって、それが分かるはずだ。

5. 第一線にいることは悪いことではない

CEOになることは魅力的に聞こえるが、実際はそんなことない。CEOになることは、あなたが人に命令をしてあれこれしろと言うということではない。会社を満足できる状態にする責任をあなたが負うということなのだ。

そして、初めて会社を始める時に、会社がうまくいくことを確かにするたった1つの方法は、第一線にいることなのだ。

あなた自身が顧客と話をして製品やサービスで彼らが不満に思っていることを理解し、さらにはカスタマーサービスに関しても対応するのだ。第一線にいることによって、あなたは、利益を得るようになるために必要なビジネスのステップが何であるかを検討することができるようになるのだ。

6. お金は簡単には手に入らない

理論的にはお金は簡単に手に入るということは知っているが、あなたには私が言いたいことは分かるだろう。新規ビジネスに最も欠けているものの1つが資本であるため、支出には慎重になる必要があるのだ。

どんなに小さなお金もできる限り節約するのだ。それがいつ必要となるのかは分からないのだから。これはつまり、従業員が生活に必要なお金よりも少ない給料を支払わなければいけないとか、仕入先の価格を値切るもしくは仕入先を自分の親友にするとか、そういうことになるかもしれない。

お金を節約できることは何でもすることだ。そして、恥ずかしがらないこと。聞いてみることをしなければ決して受け取ることはできないのだから。

7. 一番のパートナーはビジネスパートナー

自分自身でできることは限られている。しかも始めたばかりの時には、従業員を雇うほどのお金も持っていない。

では、人にお金を払わずに仕事を済ませるにはどうすればいいのだろうか?

ビジネスパートナーを見つけるのだ! ビジネスパートナーは大部分の従業員よりも一生懸命働くというだけでなく、少しもコストがかからないのである・・・まあ、ビジネスの正当な権利以外では

もしあなたが共同設立者を持つことに価値があると思わないのであれば、世の中の大企業についてちょっと考えてみて欲しい。その企業が誰に創設されたか考えてみただろうか?多くの場合、少なくとも2人の共同設立者がいるのである。

8. 明日のことを考えるのはやめる

あなたが陥ると思われる大きな問題の1つは、あなたが将来について計画を立て続けることだ。一般的には備えておくのは賢いことではあるが、新しい会社の場合、あなたには次の年のことや次の月のこと、もっと言うと明日のことさえも考えるのに十分な時間はないのである。

毎日、あなたは会社がもっと利益を得るようになるために必要なことだけ取り組んでいるべきなのだ。それだけでいいのだ!将来の計画を立てることで時間を無駄にしてはいけない。

一番大切なのは、会社が生き残るために十分なお金を持っているかということなのだ。もしあなたが収益性を達成することに取り組まなければ、店じまいをすることになるだろう。

9. 助けを求めるのは悪いことではない

あなたは何でも屋ではない。そんな人はどこにもいない!あなたは常に疑問を持っていて、できれば常にその解決方法を学んでいるようにありたいものだ。

とりあえず、自分の疑問に対する答えを探しているときは、他の起業家に尋ねるようにしよう。アドバイスを求めることができる良き相談相手を何人か持つことは悪いことではない。

ここで一番いいのは、多くの相談相手は無料で話を聞いてくれるということだ。それが彼らの起業家コミュニティへの還元の仕方なのである。

だから外に出て、相談相手を見つけるのだ。なぜならあなたが必要な答えは既に全部持っていると思っているとしても、期待できるからだ。

10. 仕事ばかりで遊ばないと駄目になる

仕事をすることが全てになってしまうと、最後には疲れ果ててしまう。休むことも必要だし、何か楽しいことをすることも必要である。そうすれば、仕事に戻った時に生産性が高まるのだ。

楽しいことをするとは、遊園地に行かなければならないというような意味ではない。家族や友人と一緒の時間を過ごすことでもいいし、ネットワーキングのイベントに参加することでもいいだろう。

ネットワーキングのイベントは他の起業家と出会い、無料でアドバイスをもらうには良い場所であるし、もしかしたらそういったイベントでビジネスの取引をすることになるかもしれない。

結論

初めてのビジネスに奇跡を期待しないことだ。いずれにせよ、あなたはいくつかの過ちは犯すだろうが、成功への鍵は自分の過ちから学ぶことにある。

知らないことを恐れるな!私たちはみんな過ちを犯す。けれども、優秀な起業家と普通の人の違いは、優秀な人は同じ過ちを二度としないということだ。

さて、他にも何かビジネスを始める時にありがちな過ちを考え付いたら教えてほしい。


この記事は、QuickSproutに掲載された「10 Mistakes You’ll Make When Starting a Business」を翻訳した内容です。

これから新しくビジネスを始めたい人が心構えとして読んでおくと良いかもしれない内容でしたね。企業するのは以前に比べ簡単に成りましたが軌道に乗せるのはそれなりに難しいのは変わりません。最初は「お金は簡単には手に入らない」ことを覚悟して、「早急に人を雇わない」で地道にやることが大事かと思います。そういえば私の会社も1年目は1人で全てやっていたことを思い出します。。。(またやれといわれると絶対無理かもですが)。軌道に乗った後も、何らかの形で「第一線にいること」はビジネスや市場を理解し続け事業を成長させていくためにも重要なことかな、と思います。
— SEO Japan

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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