何故あの人のブログ記事のタイトルはいつも面白そうなのか?

公開日:2010/08/26

最終更新日:2024/03/21

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コピーブロガーからブログの見出しに関する記事、第六弾。今回はブログのタイトルの書き方に関するティップスを紹介。このシリーズ、どんどん内容が具体的になってきて毎回参考になります。 — SEO Japan

大抵効果的に働くブログのタイトルを次から次へと作り出す人とはどんな人なのだろうか?みんなが参考にできることはあるのだろうか?

もちろん、めったにない例外を除けば、素晴らしい記事タイトルやその他の見出しを書くことは学ぶことができると思われる。継続的に成功している見出しを生みだす人は、天性の才能に頼っているというよりも3つの基本的事項を学んでいるのだ:

1.全ての説得力のある見出しは、その欲望を抑えきれなくするような魅力的な約束をターゲット層の読者としているということを彼らは理解している。目的とする読者を理解することが秘訣だ。本当に素晴らしい見出しは一般的には全ての人に魅力的ではない。大衆向けにして内容を乏しいものにすれば、あなた自身を傷つけることになるだけだ。

2. 彼らは効果的であると証明された見出しを研究している。それは通常、直接的なレスポンス広告の見出しである。その意味で、“効果的であると証明された”とは、人々が財布を取り出して購入行動をすることによって、その特定の見出しに反応したということだ。コスモポリタンや同様の高級雑誌で働いているようなトップの雑誌の見出し専門ライターからも学ぶことができるし、スーパーマーケットのレジ近くで売られているタブロイド紙からさえも学ぶことはできるのだ。

3. 最も重要なことは、素晴らしい見出しを単純に真似することよりも、彼らはなぜその見出しが効果的かを理解し、それゆえにどんなタイプの見出し構成が最も適切で特定の文脈の中でどのように微調整すればいいのかについて知識に基づいた決断ができることだ。

では、あなたが今読んでいるブログ記事のタイトルはどうだろう?

1. “why”を平叙文(疑問文ではなく)の頭に使って記事タイトルを始めることは、その記事を読む利益に焦点を合わせるための簡単な方法の1つだ。それがこの記事のタイトルが効果的である理由の1つであるが、“why”の後に続く言葉が最も重要なことだ。

“here’s why” “what” “when”や“how”でも同じことができるし、緻密な答えが本文内で提供されることを明確に説明する強い主張文を分かりやすく作ることもできる。もちろん、注意深く言葉を選んだ質問文も読者を磁石のように引き付けることができるだろう。

2. このタイトルは以下の有名な広告見出しを手本にしている:

Why Some People Almost Always Make Money in the Stock Market(株取引でほぼ必ずお金をもうけている人達の理由)

この記事で私が伝えたかったことの枠の中で、この古典的な見出しの基本的な構造が完璧に機能する。

なぜか?

3. 信憑性。“some”(何人か)という言葉の使用、そして“almost”(ほとんど)で“always”(いつも)を修飾させたことで見出しをさらにもっともらしいものにしている。世界で一番高い報酬をもらっているコピーライターさえも常に機能する見出しを作ることに成功しているわけではない。普通の人なら絶対に良い投稿タイトルを書くことはできない。なぜなら、そのやり方を学ぶ時間を作っていないからだ。

多くの人は、良い見出しは大げさで誇大表現がいっぱいだと感じているが、通常事実はそれとは異なる。もし人々があなたが約束を守ることができると信じなければ、彼らはわざわざ先を読むことはなく、あなたの度を超えた見出しは失敗に終わる。

人々は、信憑性のない大げさな見出しを使ってDiggやDeliciousやその他のソーシャルブックマーキングサイトのフロントページに掲載されようとして失敗する。あなたは、素晴らしい見出しを書く真の研究家になることによって有利に立つことになる。どんなタイプの見出しが特定の内容に相応しいのかを理解することが、読んでもらえるような魅力的な投稿タイトルを書くための本当の鍵なのだ。

おススメ:

デビッド・ガーフィンケルの見出しのスワイプファイル本(分析と例などが入っている)は、Amazonで購入が可能だ。


この記事は、Copybloggerに掲載された「Why Some People Almost Always Write Great Post Titles」を翻訳した内容です。

前回のリスト記事に比べると、より概念的な内容でしたが、考え方としては参考になりますね。確かに「常に」「いつも」「必ず」より「ほとんどいつも」「ほぼ常に「大体必ず」(書き方は別として)と、少し遠慮気味にした方が信頼性が上がるというのはあるかもしれません。日本語だと、意味が弱くなる気がしてあえて断定的に書いてしまうこともありますがタイトルが「釣り」だと非難されることもありますけどね。ま、いずれにしても内容で真価が問われるわけですし余り気にはしてないのですが。

最近出しているインフォグラフィックでいえば「一枚の絵で分かる」とあえて付けているのですが、一枚っていっても長すぎるだろ、との突っ込みを受けたりもあり「一枚の長い絵で分かる」にしようかな、と思ったこともあったのですがインパクトが下がる気がしてそのままにしていたりします。タイトルはベースのルールがありつつ、人によって個性があるとは思いますが、奥深い分野ですね。ちなみにこの記事のタイトルは「さおだけ屋」風にしてみましたが、反応やいかに。 — SEO Japan

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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