2010年の事業の目標のなかに、「コンバージョン率を上げる」が含まれているなら、以下の基本的なコンバージョンのアドバイスを参考にしてもらいたい。考えられないぐらい多くのウェブサイトが基本中の基本を見過ごしている。
1. コール・トゥ・アクションを含める。 ビジターをサイトのさらに深い部分に誘うこと。そして、ホームページに事業の内容を鏡に写したように反映させること。
2. サイトに最新の情報を掲載する。 ビジターから信頼されるため、そして、忠誠を誓ってもらうため、サイトを最新の状態に更新しておくこと。例えば、イベントが終了したら、サイトからすぐに取り去り、今後のイベント/ニュースで更新する。
3. 見えているコンテンツを把握する。 最も重要な情報は、「もっと読む」の上の部分だ: 消費者がページをスクロールダウンする際、彼らは「もっと読む」の上のコンテンツを閲覧している。折りたたみ部分の前に最も売り上げの多い製品や最も収益率の高い製品をすべて掲載するように私は推薦している。そうすれば顧客がわざわざスクロールして探す手間が省けるからだ。
4. すぐに購入することが出来るように工夫する。 ビジターが製品を購入する決断をしたら、何が起きるだろうか?買い物カゴに加えるはずだ。どのように加えるだろうか?ボタンもしくはリンク(通常はボタン)をクリックするはずだ。ボタンが見当たらない場合、どこか別の場所に去ってしまうだろう。目立たないボタン、誤ったメッセージを掲載しているボタン、または、ページの奥底に隠れているボタンが多すぎる。明確で、クリックした後何が起きるかが分かるボタンを用意しておくことが重要だ。
5. イメージとデザイン。 常にビジターのユーザービリティー、そして、ビジターへのアピールを考慮して、イメージとデザインを用いること。ウェブサイトの見た目が美しくても、ファンキーでも、もしくは、魅力的でもランキングを上げてくれるわけではないが、クライアントの興味を確保し、販売を呼び込む上で役に立つ。
6. 短くする。清算プロセスを簡潔にまとめる – 清算を終えるまでに多数のページを通過しなければいけないなら、時間がかかることを嫌い、ビジターが途中で投げ出してしまう可能性がある。まずは購入を完了するための関連する欄への記入を求め、後に詳細をフォローすればよい。
7. 製品の説明。 ビジターにアイテムのリンクをクリックさせ、詳細を見てもらうための見出しおよび出だしのつかみを用意すること。製品の説明ページにおいて、最も重要な点は以下の通りだ:
8. 鍵は利便性。 サイトのビジターは、新たなアカウントを作り、新たなユーザーネーム/パスワードを覚えなければならない苦労を痛いほど味わっている。アカウントを開かずに、顧客の詳細を保存する1ページの清算プロセスを用意すれば、この問題を回避することが出来る。
9. 情報を与える。 顧客がオンラインで買い物をする際、彼らは製品が届く日を把握したがる。人は我慢することが出来ない生き物である。清算プロセスの間に推測される配達日を掲載する手もある。製品が発送された際にメールで通知することが出来るなら、それに越したことはない。また、オンラインの追跡サービスに対応している配達サービスを利用しているなら、追跡番号を教えてあげよう。販売の前、および販売後を含め、プロセスのすべての段階で顧客に出来るだけ多くの情報を与えよう。
10. 連絡の手段。 サイトのビジターの大半は、オンラインで連絡を取り合うことを望んでいないため、ビジターを顧客に変える手段として役に立つのなら、電話番号をハッキリと連絡用ページに記載しておくと便利である。
11. 支払いのオプション。 最近の顧客はオンラインで買い物する際に複数の選択肢を必要としている。誰もがペイパルやクレジットカードを持っているわけではない。出来るだけ多くの支払いのオプションを顧客に提供する必要がある。さもなければ売り上げをもう少しのところで失ってしまうだろう。ユーザーに対して思いやりを持ち、なるべく多くの支払いの選択肢を与えること。
12.ウェブサイトで割引や売り上げを強調する。こうすることでビジターの背中を押し、収益を上げることが出来るだろう。見出しでは、様々なメリットを紹介すること。売り上げに大きなインパクトを与えるためだ。見出しはビジターがサイトを訪れて最初に見ることが多いため、彼らの注目をつかみ、製品を購入してもらえるように気を引く必要がある。
この記事は、Datadialに掲載された「12 Quick ways to increase your conversion rate in 20 minutes」を翻訳した内容です。
我々もECサイトの運営をしていますが、どれも基本ながら納得できる内容ばかりでした。もちろんここに書いてあることを実行できるかどうかとは別に、またその質も問われるとは思いますが。ECサイトはコンバージョン率を上げるためにできそうなことはとりあえず何でもやってトライアル&エラーで育てていくしかないですよね。。。
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