“脳は素晴らしい器官である。朝起きるとすぐに働き始め、オフィスに入るまで活動を止めないのだから。” ~ロバート・フロスト
非常に頭の良い人たちだけが創造性に富んでいるというのは虚構だ。
事実、調査の結果では、IQ120位(平均より少し高い程度)を超えてしまえば賢さと創造性は全く関係しないことが分かっている。
それはつまり、たとえあなたが多くの人よりも賢くなかったとしても、まだあなたには驚異的な創造性のパワーを振りかざす可能性があるということだ。
それでは、なぜこんなにもわずかな人だけが非常に創造性に富んでいるのだろうか?
なぜなら、そこには人々が成長する過程で学ぶ、脳の中の独創的な経路を破滅させるという悪い習慣があるからだ。そして他の全ての悪い習慣と同じように、あなたに意思があれば、それを止めることは可能なのだ。
これが、毎日あなたを前に進めなくしている可能性のある8つの悪い習慣だ:
1. 創作と評価を同時に行うこと
あなたは、ファーストギアとバックギアを同時に運転することは出来ない。それと同じように、あなたは異なる思考タイプを同時に使おうとするべきではないのだ。知力のギアを奪うことになる。
創作とは、新しい考えを生み出すことや、思い浮かべること、先のことを考えること、その可能性を検討することを意味する。評価とは、分析することや判断すること、そして、バラバラの考えを集めてそれらを良いものと悪いもの、役に立つものと役に立たないものの塊に分類することを意味する。
大部分の人が評価をすぐにそして頻繁にしすぎるため、創作が足りなくなる。より多く、より良い考えを生み出すためには、創作を評価から切り離し、まずたくさんの考えを思いつき、後からそれらを判断するようにしなければならないのだ。
2. 専門家シンドローム
これは、あなたに成功の秘訣を教える達人が多く存在するどんな分野でも大きな問題である。話を聞くのは賢明だが、疑問もなく従うのは賢明ではない。
世界で最も成功している人たちの中には、他の人が効果がないだろうと言ったことをやった人もいる。彼らは、達人さえも知らなかった自分たち独自のアイディアがあることを知ったのだ。
成功への筋道は全て異なる。
3. 失敗への恐れ
多くの人が、伝説のベースボールプレイヤー、ベーブ・ルースをホームラン714本という記録を持った素晴らしい打者として記憶している。
しかしながら、彼は空振りの名人でもあったのだ。その理由は、彼はいつも1塁打や2塁打ではなく、ホームランのためにバットを振っていたからだ。ルースの場合、大きな成功か見事な失敗かのどちらかだったのだ。
誰でも間違いや失敗はしたくない。しかし、もしあなたが失敗を避けようとしすぎれば、それは成功も避けることになるだろう。
成功の確率を上げるためには、もっとたくさんの間違いを犯すことを狙うべきだと言われている。言いかえれば、より多く賭ければ、より多く成功するということだ。あなたが思いついた数少ない本当に素晴らしいアイディアは、あなたがするバカな間違い全てを上回るだろう。
4. 曖昧への恐れ
多くの人は、道理にかなうことを好む。
残念ながら、人生は綺麗に整理整頓されてはいない。あなたが決して理解できないことやあなたが決して解決できない問題もあるのだ。
かつて私には、ダイレクトメールで製品を売るクライアントがいた。彼の注文フォームは本に書いてある全てのルールを破っていた。しかし、彼が今までに試したどんな他の注文フォームよりもうまく機能したのだ。
なぜか?私には分からない。
私が知っていることと言えば、最高に創造性に富んだアイディアは、無秩序の渦から浮かび上がるということだ。あなたは、混沌と混乱に満足する自分自身の一部を育てなければならない。理由が分からない時にもうまくいくことに満足するべきなのだ。
5. 自信の欠如
ある程度のためらいは全ての創造的行動にはつきものだ。わずかな自己不信は健全である。
しかし、問題に対して効果的なソリューションを生み出して実行するためには、あなたは自分の能力に自信を持たなければならない。
この大部分は経験からくるものだが、創造性がどう働くのかを熟知していることからも自信は生まれる。
あなたが、アイディアは最初は常識外れに見えること、失敗は単に経験を重ねること、不可能なこと何もないことを理解している時には、あなたはもっと自信を持ってもっとクリエイティブになる方向に向かって進んでいる。
世界を可能と不可能に分けるのではなく、あなたが試したことと試していないことに分けて考えるのだ。成功への道筋は無数にある。
6. 他人の邪魔
たとえあなたが広く開いた心と可能性のあることを見極める能力を持っていたとしても、あなたの周りにいるほとんどの人はそうではないだろう。彼らはあなたに様々な方法で時には同調し、賢くなり、事を荒立てない巧妙な方法で話すだろう。
彼らを無視することだ。全ての勝利への道筋は失敗の予測で敷き詰められている。 そして一度あなたが大きな勝利を成し遂げると、反対派はみんな口を黙らせ、あなたをあるがままに受け止めるだろう。
7. 情報に圧倒されること
それは、“分析麻痺”と呼ばれる。問題について考える時間を費やし過ぎ、脳にあまりにもたくさんの情報を詰め込み過ぎて、行動する能力を失う状態だ。
脳にとっての情報は、体にとっての食物だと言われている。その通りだ。しかし、食べ過ぎることがあるように、考え過ぎることもあるのだ。
私が会ってきた成功者は全て、いつ情報を集めることを止めて行動を起こすことを始めるのかを知る能力を持っている。今日良い計画に基づいて行動することが明日の完璧な計画を待つことよりも良いことを知っていて、多くの人がビジネスの成功の“構え、狙え、撃て”の哲学に同意しているのだ。
8. 間違った限界に捕われること
ライターに良いアイディアを伺えば、あなたは言葉に関するソリューションを得るだろう。デザイナーに良いアイディアを伺えば、あなたはヴィジュアルに関するソリューションを得るだろう。ブロガーに良いアイディアを伺えば、あなたはブログに関するソリューションを得るだろう。
私たちは皆、経験の産物なのだ。しかし、私たちが持っている限界は自らが課したものだ。それらは間違った限界なのだ。あなたが何を知っていて何を心地よく感じるのか無理に過去を振り返って見る時にのみ、あなたは自分が求めている飛躍的なアイディアを思いつくことが出来るのだ。
どんなことも受け入れること。自分の快適な区域から外へ出ること。関係のない分野にいる人達がどうやってそれをやっているのか考えてみること。今日不可能に見えることが案外明日には実行可能に見えるかもしれない。
自分自身の中にいくつかこれらの問題を見つけたからといって、思い悩むことはない。かえって喜ぶのだ!あなたを前に進めなくしていること知ることは、創造性の壁を破壊するための最初の一歩なのだ。
あなたの場合は、どんな心の習慣が自分の創造性を苦しめてきただろうか?あなたがそれにどう対処しているのかコメント欄で共有して欲しい。
この記事は、CopyBloggerに掲載された「8 Bad Habits that Crush Your Creativity
And Stifle Your Success」を翻訳した内容です。
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