Googleの評判管理に助けが必要?それならば、有名なSEOコンサルタントのアンディ・ビールがGoogle評判管理コンサルティングを用意している。もしくは、彼の書いたオンライン評判管理の新刊を購入しよう。
Googleはもはや単なる検索エンジンではない。見込み客、未来の従業員、あなたのビジネスに関する情報のためにGoogleを頼っている報道陣を伴い、Googleは評判エンジンとなったのだ。
クライアントのオンライン評判を手助けしている中で、私は絶えず、どうすれば彼らの名前で検索した時にGoogleの最初のページに表示されるネガティブな結果を排除することができるのか、という質問を受けた。それらが、証券取引委員会に罰せられているにしろ、元従業員によって冷やかされているにしろ、地元紙による調査であるにしろ、目的はただ一つ:そのネガティブな結果を最初のページから外すのだ!
もちろん、ネガティブなGoogleの結果を単純に消し去ることは、ほとんど不可能に近い―それができると主張する悪いSEO達もいるが。そうではなくて、一番良い方法は、Googleボットにウェブコンテンツの健康的な食生活を与えること、つまりポジティブな面のあなたの評判を与えることだ。
そこで、Googleの結果の最初のページを最高のウェブコンテンツで埋め尽くすために私がお勧めする方法をここで紹介しよう。
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簡単なことのように思うのでは?残念ながら、自分のブランド名のドメインを登録せずにウェブサイトを放り投げている個人や企業の多さにあなたは驚くに違いない。yourcompanyname.com(会社名.com) またはyourpersonalname.com(個人名.com) を登録して最低限のウェブサイトを結びつけることは、自分の名前で検索した時にGoogleに表示される上位10位の1つを占有する確実な方法である。
あなたがブログを書くのが好きならば、それは評判管理の武器庫の力強い資産になるだろう。しかし、ブログのすごい所は、たとえ水を与えなくても上位表示される傾向があることだ。ブログはオンラインコンテンツのサボテンと言える。WordPress.comとBlogger.comは共に無料ブログと無料ホスティングを提供している。いくつか記事を投稿し、自分の名前にターゲットを絞り続け―つまり、ブログのタイトルや記事の中に自分の名前を使うということ―、いくつかリンクを追加して何日か熟成させれば、あっという間に、Googleの最初のページに載るようになるだろう。
自分のメインのウェブサイトを成長させることに力を尽くしたなら、次はサブドメインを追加する時が来た。サブドメインは最高だ。Googleはサブドメインをメインサイトとは別物と見なすのに、そこにはあなたのメインとなるブランドが含まれているのだ。サブドメインを追加する理由は、職歴や会社情報や製品情報など、たくさんある。例としてjobs.marketingpilgrim.comを見てみよう。
MySpace.comのプロフィールは、個人名でも会社名でも上位に表示されやすい。登録する時には、必ず自分の本名を使用し―ニックネームを使うとGoogleの評判に役に立たない―、プロフィールのURLを選択できるオプションを有効にすること。myspace.com/companyname(会社名) は、myspace.com/12345678にするよりもずっと効果的である。
ソーシャル・ネットワーキングのプロフィールがGoogleで上位表示されているなら、ましてや自分専用のソーシャルネットワークならもっと上位になることは明らかだ。Ning.comは、あなた専用にカスタマイズしたソーシャルネットワークを作らせてくれる。もっといいことには、ひと月たったの5ドル支払うだけでそのドメイン名を指定できるのだ。例としてwww.marketingpilgrim.tvを見てみよう。
LinkedIn.comは、仲間とのネットワーキングに最適のツールなので参加すべきだろう。LinkedInは、自分自身について語ることや、他のGoogleフレンドリーなウェブコンテンツにリンクすること、自分のプロフィールURLをカスタマイズすることもできるという点からも参加すべきと言える。将来雇い主になるかもしれない人物が、今のあなたの上司と一緒にいる時にいきなり駆け込んでくるよりは、LinkedInのプロフィールをGoogleから見つけてくれた方がいいのではないだろうか?
Flickr.comはかなりGoogleフレンドリーだ。あなた自身や、あなたの会社のロゴ、製品などの写真をアップロードして、あなたの名前を使ってそれらにラベル付けをする。それぞれの写真に何かコメントを追加(あなたの名前も含む)すれば、ほら出来上がり!たったこれだけあなたは自分の会社名と結びついた多数のページを追加したことになるのだ!Flickrのプロフィール名を選ぶ時にも同じことをするのを忘れずに。
Naymz.comは、Googleの評判を管理したい人達にとっては、神の恵みだ。そこで効果的なプロフィールを作り、他の全てのプロフィールにリンクすることができるのだ。LinkedInがネットワーキングの側面で重要だとすると、Naymzはあなたのブランドの血増タンクのようなものだ。なんと言っても、Googleがそれを好きみたいだ!
もしGoogle評判の悪夢に直面しているのなら、自分自身のウィキペディアプロフィールを作成してみるのがいいかもしれない。何しろ、ウィキペディアはGoogleのそこら中に表示されているのだから。よせばいいのに。ウィキペディアは、承認されるのが難しいだけでなく、完全に公平なのだ。あなたが隠そうとしている飲酒運転による事故だってプロフィールに載ってしまう。良くない。というわけで、自分自身のWikiを作ることはやめて、同じような方法で自分のプロフィールを作ろう。Wetpaint.comがそれにぴったりだ。自分の個人名または会社名で作ることができる。一番のポイントは、それに寄稿する人物をあなた自身が決めることができるという点だ。
私は最後に一番いいものをとっておいた。ごめんなさい、それは嘘だ。Google Page Creator(googlepages.com)からの無料ページが、Google評判の管理のための一番のウェブコンテンツというわけではないが、Googleにあなたの評判を回復させる何かにはなるだろう。
まあ、そんなところだ。これらは、“(モノポリーの)刑務所釈放カード”として使われるべきものではないが―そもそもあなたは評判の悪夢を避けるべきである―、少なくともあなたがGoogleの評判を立て直す手助けはしてくれるだろう。
アップデート: アンディによるPubConでのGoogle評判管理に関するプレゼンテーションもある。
この記事は、Marketing Pilgrimに掲載された「Google Reputation Management: Fix Your Google Reputation & Remove Negative」を翻訳した内容です。
日本語の場合、サービスが存在していない・対応していないケースもありますが、考え方としては自己発信する情報源を増やして検索結果がネガティブな情報源だけで埋まらないようにしようということでした。私も定期的にネガティブなことを書かれるのは慣れていますが汗、確かに検索結果がそれだけで埋まってしまうのは辛いですよね。常に何らかの情報発信を行うことは大事かと思います。サービスレベルの話でいえば、日本でも同種のサービスはあるかと思いますが、たまにワードサラダとか客観性を装ってるつもりの自作自演ブログが検索結果に出しているケースもあるるようですけど、あれって逆効果にならないんですかね、、、と余計な心配をしてしまうこともあります。 — SEO Japan
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