GW最初の記事は4月後半~5月前半起こった海外で話題のデジタル系ニュースをまとめて。 — SEO Japan

今週の3分で読めるウェブマーケニュースでは、・提案されたネットの中立性に関するルール、・ニューヨーク警察が不名誉なバイラル化を体験、・Facebookがモバイルの大幅な成長を発表/ジャーナリスト向けのツールを公開、・Twitterが新しいプロフィールを全ユーザーに公開、・Google+が最重要人物を失う、・読者の感情をグラフで表すツール、・訴訟といいね!のルールを元に戻したGeneral Mills、・優れたコンテンツマーケティングの秘訣等の話題を伝える。
それでは、デジタルマーケティング業界に影響を与える関連するリンクをまとめて紹介していく。
毎週、経営者の方々が、最新の変化、報道する価値のあるアイテム、そして、仕事で役に立つ可能性があるコンテンツを把握することが出来るように、テクノロジー、ソーシャルメディア、モバイル、デジタルコミュニケーション、そして、マーケティング業界の現在のイベントとトレンドに関するリンクを集めて、ニュースレターを提供している。
他にも、役に立ちそうなリンク、ソース、または、アイデアを持っているなら、コメント欄で加えてもらいたい。また、Flipboardを利用しているなら、「This Week in Digital Magazine」を購読すると、リンクを入手することが出来るようになる。
インダストリー
- 米連邦通信委員会(FCC)はネットワークの中立性に対する新たなルールを提案している。このルールでは、ネットワークの管理に対する「営利的に見て妥当」な基準等、主観的なワードが用いられている(Electronic Frontier Foundation)。
- New Voice Mediaが実施した調査によって、米国の消費者は、英国の消費者と比べて、劣悪なカスタマーサービスに関する苦情を広める確率が2倍高いものの、英国の消費者の方が、サービスに失望した際に、取引を止める確率が高いことが判明した(Beyond Philosophy)。
- ニューヨーク警察は、#myNYPDハッシュタグでミームを始めたものの、住民の反対に遭い、しっぺ返しを食らった。不名誉な見聞が全米に広がっている(CNN)。
プラットフォーム
計測/基準/ビッグデータ
- 動画広告の計測が改善されるようだ。しかし、広告スポンサーは、Nielsen、もしくは、comScoreのいずれかの選択を迫られる。それぞれ独自の提携会社と方法を用意している(WSJ CMO Today)。
- Facebookでの投稿に最も適した曜日は、金曜日であることが判明した(TIME)。
- 読者の感情をグラフに表示することが可能なツール「FourScore」が誕生した((Nieman Journalism Lab)。
法律/人事
- General Millsは、消費者からの訴訟を阻止するため、ソーシャルチャンネルで法律関係の規約の内容を改訂した結果、強烈な反感を買った。現在、同社は、この批判に対応し、規約を元通りにしている。この出来事により、広報部門と法務部門の関係の重要さ浮き彫りになった(CNN Money and Holtz Communication + Technology)。
コンテンツ
ブックマークする、後で読む、視聴するアイテム
- Googleの取り組みは、検索、eメール、YouTube、そして、Driveだけではない。「意外な14点のGoogleのトレンド」に目を通し、データを分析する方法、斬新なアイデアを生み出す方法、そして、業界にとって重要なトレンドを発見しよう(Mashable)。
- ミッチ・ジョエル氏とスティーブン・ラパポート氏が、重要なデジタルの計測基準について、Six Pixels of Separation #406で語っている(Twist Image)。
- 確立されたマーケットを破壊した存在としてAirbnbを分析することで、起業、および、守るのではなく、協力する必要性について考慮してみると良いかもしれない(OliverBlanchard.net)。
- MBAを取得したばかりの人達が、Goldman Sachsで働きたい理由は、給与ではない(Harvard Business Review)。
- 最高のタイミングとは、いつを指すのだろうか?その答えは、いつでもだ(Seth’s Blog)。
解説
今週は#myNYPDの失態に関する話題で持ち切りであった。会話にキャンペーンを無理やり押し込むと、失敗する点を身をもって学んだブランドは、過去にもあった。結局、耳を傾け、定期的に交流する –そして、敬意を持って接し、オーディエンスのニーズを満たすことを目指す — 企業は成功する。
お馴染みのカクテルパーティーの例えで説明してみよう。勝手に会話に割り込み、自分のことだけを話すような人物は、嫌われる。もともと評判が芳しくないなら、尚更だ。
画像: Lotus Carroll (Flickr)
この記事は、Scott Montyに掲載された「This Week in Digital – 4/24 2014」を翻訳した内容です。
ニューヨーク警察の件は、#myNYPDというハッシュタグをつけてニューヨーク警察の写真を投稿しようというキャンペーンを行った際に、男の人に複数の警官が乗りかかったふざけた写真に「無料マッサージはいかがですか?」というツイートをニューヨーク警察自ら配信した所、不謹慎だ、と問題になったそうです。アメリカの割に厳しいな、とも思いましたが、ニューヨーク問わず警察はたまに不祥事を起こしますし、人種問題も微妙に絡むことが多かったりするので、センシティブな話題なのでしょうかね。他は細かな話題が多かったですが、Facebookは相変わらず進化を続けているようです。 — SEO Japan [
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