まだあなたがGoogle Glassのことをあまりよく知らないとしても、すぐに詳しくなるだろう。ヘッドマウント・ディスプレイの付いた装着型コンピュータ、Google Glassは、ユーザーが動き回っている最中に様々な情報へのアクセスを与える。私は、ここ2週間Google Glassを使った後で、この製品に関する自分の考えを共有している。それはどれくらいゲームチェンジャーなのか?結局のところ、それは価格に行き着くだろう。
先週、私は、Google Glassを装着したままで5つのスピーチをした。6回空港を通過し、数百人の人に私のGlassを試着させた。それを手に入れて以来、眠る時以外はほとんどそれを外すことがなかった。
私の印象はこうだ:
価格について取り上げよう。CEOのLarry Pageは、2つの価格点を検討しているに違いない:500ドルあたり、これはとても収益性がある。もしくは、200ドル、これはおおよその材料費に値する。誰かがやったように(私は、Flipboardの“Glasshole”マガジンにそれを投稿した)、あなたもこの眼鏡を分解してみると、多くのパーツがそれほど高価ではないことが分かる。これは、大量生産のためにデザインされている。つまり、何百万台もだ。Googleがそこに到達する唯一の方法は、300ドル以下の価格を付けることだ。
私は、Larryがとても積極的になって200ドルの値段を付けたとしても驚かないだろう。
なぜGoogleはこんなことをするのか?簡単だ。私は今、完全にGoogleサービスの中毒になっている。私の写真と動画は自動的にGoogle+にアップロードされる。他のサービスを追加することもすぐに可能になるだろう(最近、サードパーティによって開発されたTwitter写真アプリを手に入れたばかりだ)。しかし、他のサービスへの自動アップロードをオンにすることは、私の携帯電話とGlassの両方のバッテリを消耗することになる(どちらにせよそんなに多くの電池寿命はない)。だから私は、Facebook、LinkedIn、Twitter、Evernote、Tumblrを自分のGlassに追加するのは拒否するつもりだ。これは、特に、Google+がものすごく良く機能し、デフォルトである時のケースだ。
さらに、Googleはアプリ内の広告を禁止している。これは、Googleのビジネスモデルにとっては大きな転換である。Larry Pageは、Googleを広告ベースの会社から商業ベースの会社に移行しているのだと思う。
私が試して失敗した最初のことは、“寿司屋を探して”だった。恐らくそれはすぐに修正され、私がレストランで席を予約したり、Bloomingdalesのような店に“こういうジーンズを持って来て”と伝えたりするやりとりを完結する時にはいつでも、もしかするとGoogleが少額決済を徴収することができるようになるかもしれない。
Facebookやその他数多くのサービスがやっているように私たちに広告を見ることを強いるのではなく、この新しい商業ベースシステムで作られる数十億ドルがあるのだ。
この眼鏡を2週間かけると、あなたは、これを身に付けていることによって新しい商業世界が開かれるということに気が付く。なぜか?
私は、カメラにも驚かされ続けている。それは完全に写真と動画の世界を変える。なぜって?一瞬を捕えることができるのだ。スマートフォンをポケットから取り出して、開いて、カメラアプリを探して、読み込むまで待って、写真を撮るまでに何秒かかるかを数えてみたところ、それは6秒から12秒だった。Google Glassなら1秒もかからない。いつでも。それに、ハンズフリーのままでそれを使うことができるのだ。私が車から食料品を運んでいる時に、子どもが何か可愛いことをやっているなんてこともある。
私は、これは1977年に父親と一緒に箱を開いたApple IIを思い出させると人々に言い続けている。それは高価だった。あまり多くのことはしなかった。しかし、私は、自分の生活が大きく変わり、どんどんと良くなっていくということを知っていた。すでに今週私は新しいRSSアプリ、New York Timesアプリ、Twitterアプリを手に入れ、今後もっと多くのアプリを手にすることになるだろう。
これは明らかに、iPhone以来、最も面白い新製品である。そして、私はそんなことを軽率には言わない。
確かに、カメラは照明が暗い場所ではあまり良くないと言える。十分な実用性がないと言える。役立たずに見えるし、一部の人を怖がらせる(まだ新しいので、市場に出ればそれはなくなる)。
しかし、私は気にしない。これは私の生活を変えた。私は、それなしでは1日たりとも生活するつもりはない。それは、それほどに素晴らしいのだ。
さあ、Larry、もしそれを200ドルにする方法を見つけることができれば、あなたはその手に大きな成功を手にするだろう。
この記事は、Socialmedia.bizに掲載された「Google Glass: A revolutionary advance」を翻訳した内容です。
正直、余り興味を持っていなかったGoogle Glassですが、この記事を読んだ後は使ってみたくなりました。。。価格がポイントということですが、数々のネット産業を無料戦略で破壊してきたGoogle先生なら、200ドルで売ることはできそうです。過去10年、ハードウェアの製品という意味ではAppleに話題を独占されていたGoogleですが、Appleも若干成長に陰りが見えてきたようですし、Google Glassの登場と共に、新たな戦いが幕を開けるのでしょうか。Google Glass、プラットフォーム争い含めてワクワクする未来が待っていそうです。その一方、広告やSEOも部隊をPC、スマホから眼鏡に部隊を変えて新たな戦いが行われるのでしょうか。。。マーケッターも頑張らねば。 — SEO Japan [G+]
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