Googleが検索結果の品質を評価するガイドラインの完全版を公開した。Googleがこのガイドラインを公開することは初めてである。160ページからなるガイドラインとなっており、SEOについての知識が詰まった内容となっている。
*記事内のリンクは全て英語となっています。
Googleが検索結果の品質を評価するためのガイドラインの完全版を公開した。160ページからなる、PDFのドキュメントだ。Googleの検索結果の品質の評価付けを行う作業者が、検索結果をどのように評価するかを理解させる目的で作成されている。
今週の前半に、2015年10月のバージョンのドキュメントが流出していた。2008年、2011年(原文では2001年となっていますが、おそらくタイプミスと思われます。)、2012年にも、ガイドラインが流出していた。2013年には要約版を公開していたが、今回は160ページの完全版を公開しており、これは、品質評価の作業者のみが閲覧できるものであった。
Googleのミニ・アンダーウッド氏は、「作業者からの評価が個別のサイトのランキングを決定づけることはないが、我々が行っている実験に対する理解を深める上で、助けとなっている。」、と述べている。また、「作業者は、我々が提供したガイドラインに基づいて、評価付けを行っている。ガイドラインは、Googleが考える、検索者が望んでいるものを反映する内容となっている。」、とも述べている。
アンダーウッド氏は、Googleが時間をかけてドキュメントを更新していることもほのめかしている。”検索とその使用方法における変化”に従い、継続して更新を行っているのだろう。
Googleの厚意によって、完全版のガイドラインはこちらからダウンロードできる。
この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google Releases The Full Version Of Their Search Quality Rating Guidelines」を翻訳した内容です。
記事内でもありましたが、今回のガイドラインは、あくまでGoogleの品質に対する考え方が記載されているものであり、ランキングアルゴリズムの内容が書かれているわけではありません。そのため、公開されたガイドラインの内容を把握しても、自社のランキングを上げるための特効薬が手に入るわけではありません。しかし、The SEM Postの記事を読んだ限りですが、非常に興味深い内容は書かれていました。160ページと長い文章になっていますが、3連休の課題としてはうってつけかもしれないですね。(笑)– SEO Japan
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