KGI・KPIとは?SEO施策のKPI設計・よくある失敗・正しい運用方法を解説

公開日:2020/01/16

最終更新日:2026/04/13

マーケティングガイド

著者: アイオイクス SEO Japan編集部

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この記事でわかること

  • KGIは最終目標指標、KPIはその達成を測る中間指標
  • SEOのKPI設計を間違えると「順位は上がったのに成果が出ない」状態に陥る
  • 本記事では、意味・SEOでのKPI設計・よくある失敗・正しい運用を解説します

KGI(Key Goal Indicator/重要目標達成指標)とは最終目標を示す指標です。
重要目標達成指標とも呼ばれます。

一方、KPI(Key Performance Indicator/重要業績評価指標)とはKGIを達成するための各プロセスの達成状況を評価するための指標です。
重要業績評価指標とも呼ばれます。

KGIが目的や結果を設計する指標であることに対し、KPIはKGI達成までの手段を設計し、進捗を把握する指標です。

SEOにおけるKPIの設定

SEOのプロジェクト設計において順位をKPIとすることは推奨できません。

進行していくうちに、順位を上げることが目的となり、ユーザーを見ず、検索エンジンだけを見てしまい、短期的な攻略方法にすがってしまう結果になるからです。

事業の成功を見据えたSEOを考えたときには、中長期的な目線で事業への寄与度を測ることと、短期的には施策をやり切り、顧客に寄り添う「あるべきWebサイト」の姿にしていくことが重要です。

そのためには、短期的なKPIはKDI(Key Do Indicator)を設定することも視野に入れます。

新規サイトの場合は最低1年ほど、既存のサイトである場合には最低半年ほどはKDIを追い、運用していき、施策としてやりきることがポイントです。

昨今のSEOでは、見る指標が多岐にわたり、多くの時間と工数が必要となります。

SEOのプロジェクトを成功させるためには、事業のマーケティング方針として、検索エンジンの利用者が最重要の顧客であるという前提が必要です。

SEOのKPI設計でよくある3つの失敗

  1. 「検索順位」をKGIにしてしまう:順位はコントロールしきれない変数。KGIは「SEO経由のCV数」や「SEO経由の売上」にすべき。順位はKPIの一つ。
  2. KPIが多すぎて優先度が不明:順位・流入数・CTR・直帰率・CV数を全て「KPI」として追うと、何を改善すべきか判断できなくなる。フェーズごとに最重要KPIを1-2個に絞る。
  3. KPIとアクションが接続されていない:「月間流入1万件」というKPIを設定しても、「達成できなかったら何をするか」が決まっていなければPDCAが回らない。

SEOフェーズ別のKPI設計ガイド

  • 立ち上げ期(0-6ヶ月):KPI = インデックス数、クロール頻度、コンテンツ公開本数。まだ順位やCVを追う段階ではない。
  • 成長期(6-18ヶ月):KPI = 主要KWの順位、自然検索流入数、CTR。CVに繋がる土台を作るフェーズ。
  • 安定期(18ヶ月以降):KPI = SEO経由のCV数、CVR、ROI。ここでようやくKGIとKPIが直結する。

【実例】KPIを「問い合わせ数」に一点集中して売上成長率150%

ある専門サービス事業者の支援では、SEO施策のKGIを「問い合わせ獲得数」に設定し、KPIを「問い合わせページへの流入数」と「問い合わせフォームの完了率」の2つに絞りました。それまでは順位・流入数・直帰率など10以上の指標を追っていましたが、「問い合わせに繋がらない施策はやらない」という判断基準を導入。サイト内の導線改善に一点集中し、効果の低い施策を明確に停止した結果、売上成長率150%に貢献しました。KPIは「数」ではなく「判断に使えるか」で選ぶのが実務の鉄則です。

よくある質問(FAQ)

Q. SEOのKPIとして「検索順位」は適切ですか?

A. KPIの一つとしては有効ですが、KGI(最終目標)にはすべきではありません。順位はGoogleのアルゴリズム変動で変わる変数であり、コントロールしきれないためです。KGIはCV数や売上など事業指標に設定し、順位はKPIとして活用するのが適切です。

Q. KPIはいくつ設定すべきですか?

A. フェーズごとに最重要KPIを1-2個に絞ることを推奨します。多すぎると優先度が曖昧になり、少なすぎると全体像が見えなくなります。「このKPIが改善されれば、次に何をすべきかが明確になる」ものを選びましょう。

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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