The Next Web Conference Latin Americaまで2週間もないので、このエキサイティングな地域に関して知る必要のある全てのことをもたらす新しい記事シリーズを使って、あなたが準備を整える手助けをしよう。
14か月前に私たちがラテンアメリカ・チャンネルを始めた時に答えようとした最初の質問はこれだった: ラテンアメリカのシリコンバレーはどこか? 覚えているかもしれないが、答えは、そのような場所はなく、むしろ大陸南部全体にわたるテックハブの多様性だった。
今期の間に多くのことが起きたことは見逃してはならない。それは、ラテンアメリカのような急成長している地域においては驚くことではない。外国のVCファンドが南に移動し、アクセラレーターが急成長し、新しい機会が花開いた―首都だけでなく地方のハブでも。
反対する人もいるかもしれないが、私たちはこのフラグメンテーションを力として考える傾向がある。実際のところ、それは、起業家志望者が自分の街のミートアップに参加したり、同じ考えを持つ人や地元のメンターと繋がったり、共同創設者を見つけたり、バレーに引っ越しせずに偉大なことをすることができることを意味する―少なくともある時点までは。
それでも、コミュニケーションが課題になるため、これらの異なるエコシステムにコネクトするチャンスを与えるイベントを持つことが重要だ―私たちはTNW Conference Latin Americaがそれらの1つになることを願っている。
前置きはこれくらいにして、北から南まで、あなたがチェックすべきラテンアメリカのテックハブを紹介しよう:
目次
マイアミは、アメリカに属すると同じ位にラテンアメリカにも属する。それについては議論の余地はない。このような状況においては、ラテンアメリカ市場をターゲットとするためにマイアミにオフィスをオープンするスタートアップを目にするのも当然だ。いくつか例を挙げると、私たちが過去数か月にわたってレビューしてきた2つの会社、言語学習プラットフォームのOpenEnglish と音楽サービスのSenzariのケースがある。
面白いことに、このコネクションは反対にも機能する。マイアミを拠点とするエンジェル投資家のMarco Giberti が最近私たちが配信したインタビューの中で指摘したように、アメリカのヒスパニック市場をターゲットにすることは、ラテンアメリカのスタートアップがアメリカ市場に入り込むには良い戦略となり得る。そして、マイアミはアメリカ進出において良いスタート地点なのだ。
言い換えれば、マイアミはアメリカとラテンアメリカの間にかかる強力な橋である―ニューヨークシティは、もしこのポジションに挑みたいのなら、努力を続けなければならないだろう。
(画像クレジット: NightRStar)
過去数年でこの街にひどい打撃を与えてきた暴力の波にもかかわらず、モンテレイはこのリストに載るに全くふさわしい。この街で去年9月に行われた初のStartup Weekendについて書いた時にレポートしたように、このテックシーンを動かす人と揺する人は、否定的な力と戦うことを固く決心している。
実際のところ、モンテレイは力強いテックエコシステムを築くこととなると、才能あふれる人をはじめとして、価値のある資産を持っている。私たちの記事を引用すると、“モンテレイ・テックとしても知られる評判の高いITESM大学がある。ITESMは、モンテレイの教育機関の1つだ。他には、デザインとイノベーションの大学でStartup Weekend Monterreyに歓迎されたCEDIMがある。”
このテックエコシステムは、言うまでもなく、スタートアップを作るのに活用することができる;当然、それはすでに、ウェブサイトビルダーのSidengoや料理注文プラットフォームのAtumesaのような若い企業を生み出してきた。それに加えて、注目のVCファンド、Alta Venturesがある。
モンテレイは興味深いハブであるが、メキシコシティは、2100万人を超える巨大な首都人口のおかげで、さらに大きなハブであることに疑いの余地はない。当然これは、エンターテイメント・チェックインアプリのYumbling”>やフード・デリバリ・サービスのSindelantal.mx(スペインの同等企業に買収される前はMiordenとして知られていた)などの地元のB2Cスタートアップにとってはとても魅力的な市場だ。
ここ数年にわたって、この街は、El 3er Espacioなどのコワーキングスペースや新しいアーリーステージファンドInvestomexによって促進されたLean Startup DFなどのローンチネットワーキングイベントの開業と共に、そのエコシステムを整備してきた。さらに、この街は、SuperHappyDevHouseのローカル版のようなディベロップメント・ミートアップを開催し、メキシコのMexican.VCに向けたシリコンバレー最初のシードファンドとアクセラレーターの背後にいる同じ重要な人物をメキシコにもたらした。
実際、この国とその首都は、ますますアメリカでの注目を集めている―私たちのWest Coast EditorのDrew Olanoff は、3月のApptualizateのカンファレンスで話した何人かの外国人のうちの1人だった。このニュースイベントは、スタートアップに焦点を合わせた大きなイベントSG Emprendeもあるメキシコのイベントのラインアップにとって興味深い追加である。もっと最近では、私たちは、Startup Weekendがメキシコにオフィスをオープンしてローカル事業を次の段階に進めようとしていることを知った。
私たちは、今年1月に初めてプエルトリコについて書いた。それは、この国が、キーとなるローカルプレイヤーがこの米国自治連邦区のローカルスタートアップシーンに与えようとしていた大きな後押しを無視するのが難しくなった時だった。同時に、同じ考えをもつ人々のこの小さなグループが、数回にわたるBarcampは言うまでもなくTEDxSanJuanやプエルトリコ初のStartup Weekendのような成功を収めた一連のイベントのすぐ後に続いて、ちょうどStartupsofPuertoRico (SoPR)をローンチしたところだった。
プエルトリコ人の起業家でありメンターのRamphis Castroは、ここ数か月間はこの島のテックエコシステムにとってとても建設的だったと言っている。SoPRを含む既存のイニシアチブが成長する中、新しいプロジェクトも台頭し、現在Founder Instituteの地方支部がその最初のスタートアップのクラスを加速させている―注目に値する功績だ。
それでも、まだなされるべきことはたくさん残っていて、最近、ローカルブログのMindchemyが、プエルトリコがスタートアップを花開かせるために必要な5つの要素をリストアップした:もっと多くのエンジェル、コワーキングスペース、創設者がアイディアを交換できるフォーラム、成功を収めた創設者によるカンファレンスシリーズ、この島で数か月を過ごして知識を共有することができるEIRだ。
ベネズエラの問題を考えると、才能のあるベネズエラ人の起業家がアメリカでスタートアップを作るのを見るのは驚くことではない。例えば、Techstarsの卒業生Piictuのケースだ。
もっと最近では、BetaBeatが、Quotidian Venturesの創設者でニューヨークを拠点とするベネズエラ人エンジェルのPedro Torres Piconと彼のニューヨークでの投資に紹介記事をささげた。しかし、これはアメリカについてだけではなく、Quotidian Venturesは、クラウドファンディングプラットフォームのIdea.meのようなラテンアメリカのスタートアップにも投資している。
ベネズエラに戻ると、そのテックシーンはカラカスでも現れつつある。今年3月、TelefonicaのアクセラレーターWayra がローカルアカデミーをオープンし、650以上のピッチから選ばれた10のベネズエラのチームを迎え入れた。それに加えて、この街には、トレーニングやネットワーキングイベントの開催地にもなっているコワーキングスペース‘Espacios Accede’がある。
去年10月に中央アメリカにまたがるテックエコシステムを注意深く見た時には、地域の優秀な人材の大部分が、外国企業、特にアメリカ企業を狙ったデザインおよび開発の会社に勤めているという結論に至った。このような状況の中で、この地域の世界クラスのスタートアップの数はまだかなり限られている。
しかしながら、グアテマラはこの状態を変化させるという大きな野望と願望を持っていると、最近New York Timesが“A Silicon Valley Dream Grows in Guatemala, Despite the Risks(リスクにもかかわらず、グアテマラで大きくなるシリコンバレーの夢)”という記事の中でリポートした。TEC Guatemalaとしても知られるCampus Tecnologicoのおかげで、これは特にグアテマラシティに当てはまる。
TECは、高層ビルの全体を占有し、現在TECがインキュベートしているアーリーステージ企業の1つであるMilk n’Cookiesのような若いシードの開催地となっている。まだ初期段階だが、これはとても将来有望なイニシアチブで、私たちの知っているグアテマラの顔を変えることができるだろう。
(画像クレジット: jduquetr)
プエルトリコは、最近Founder Instituteの新しい支部に迎え入れられた都市の1つだが、メデジンもそうだ。今年4月にローンチされたこのプログラムは、ラテンアメリカで知っておくべき9人の外国人の1人として私たちが以前に名前を挙げた、アメリカ生まれの起業家Alan Colmenaresが率いる。
これは、ここ10年にわたってメデジンで起きた多くの変化のうちの1つだ。かつては無名だったコロンビア第二の都市は、本格的な再生を経験している。一方では、スラムを他の近隣とつなげる手助けをする革新的なエスカレーターなど、都市問題に立ち向かっている。その一方では、それ自身をテックハブとして確固たるものにすることにも取り組んでいるのだ。
私たちがレポートしたように、この国の教育省は、Medellin Digitalとして知られる野心的な構想を進めている。そして、Campus Partyが来年ボゴタを離れるかもしれないため、この街がコロンビアにおけるこのイベントの次の開催地になると噂されている。
ボゴタもまた、今Founder Insitituteがアクセラレーションプログラムを実施しているラテンアメリカの都市である。この街は、もうすぐ2回目のクラスを受け入れるWayraアカデミーもあり、有名なコワーキングスペースHubBOg”>(私たちの記事‘使ってみるべき11のラテンアメリカのコワーキングスペース’を読もう)もある。
もっと一般的な話をすると、この街は、手頃な価格で質の高い開発の仕事や成長中のローカル市場に足を踏み入れることに興味のあるスタートアップのためのテックハブとして自身を強化しているところだ。例えば、ソーシャルアコモデーション・ブッキング・プラットフォームのWeHostels(前InBed.me)はニューヨークにオフィスを持っているかもしれないが、そのチームの大半、特に製品開発は、コロンビアを拠点としている。
(画像クレジット: Lukas AM)
ブラジルの都市であるマナウスは、アマゾン最大の都市だ。19世紀の天然ゴムブームに発展し、今はテックブームの準備をしているところだ。小さいけれど現在浮上しつつある成長中のテックハブである。
一方で、この街には、MicrosoftのXbox 360ゲーム機をはじめとする電気製品が製造されブラジル全域に出荷される Free Economic Zoneがある。その一方で、マナウスにはいくつかのスタートアップ―その多くはこの国の最近の‘クーポンフィーバー’に関連している―が存在する。例えば、優れたデイリーディールサイトのPeixe Urbanoは、アマゾナスに地元新聞紙が所有するTambaqui Urbano と呼ばれるクローン会社を持つ。
クーポン以外にも、マナウスは、トラフィックモニタリングプラットフォームのTransito Manausや、公共交通機関子会社のOnibus Manausや、最近500 Startupsに加わったソーシャル発券プラットフォームのIngresse.com.brなどその他のベンチャーも生み出した。重要なことに、この地域のエコシステムは、起業家精神を育てることを目的としたAmazon Startupsのようなイニシアチブのおかげで、整備され始めている。
(画像クレジット: Guilherme Jofili)
私たちがレポートしたように、レシフェは、大学のワールドクラスのコンピュータサイエンス部門のおかげで、グローバルなテック業界の人材プールとして長い歴史を持つ。過去10年にわたって、この街は、海外の専門家を引き付けつつ、この人材を維持し頭脳流出を止める方法に取り組んできた。
この目標を達成する鍵は、C.E.S.A.Rと呼ばれる。ブラジル語で“Recife Center for Advanced Studies and Systems”を表す頭字語だ。大学教授によって15年前に作られ、ブラジルの最も革新的なテック機関になった。大企業がオープンイノベーションを介して新しいアイディアを開発することを助けるのに加えて、グリーンテック企業Silicon Reefのように独自のスタートアッププロジェクトもインキュベートする。
もっと最近では、C.E.S.A.Rは、143の企業と6500人のITプロフェッショナルが集まったより大きなイニシアチブであるテック集団Porto Digitalの一部となった。これがレシフェを有名にするに十分ではないというなら、この街は最近、Startup Weekendを開催し、今はCampus Partyの準備をしている。
ペルーは、間違いなくラテンアメリカで最も過小評価された国の1つで、これはリマのスタートアップシーンにも当てはまる。サンパウロやサンチャゴとは比べ物にならないが、Wayraのローカルアカデミーから始まって、最近は興味深い変化が見られる。
私たちが指摘したように、Wayraの影響は、それがアクセラレートしている10のペルーチームにとどまらない。ペルーを拠点とするアメリカ人起業家のKate Mulderによると、それは、応募した1217人の起業家だけでなく、メンターや投資家など、多くの人が大工仕事から抜け出すのを手助けした。
実際、Mulder自身は、地元のエンジェル投資グループに参加している。ここ数か月にわたって浮上してきた他の興味深いイニシアチブには、起業家コミュニティLima Valleyや、ネットワーキングイベントLima Tech MeetupとFirst Tuesday Peruなどがある。
ブラジル、ベロオリゾンテ
(画像クレジット: surrealpenguin)
ベロオリゾンテは、去年レポートしたように、ブラジルおよびラテンアメリカの最も興味深いテックハブの1つで、“サンパウロバレー”という異名を持つ。Googleのラテンアメリカ向けR&Dセンターがあるだけでなく、スタートアップと呼ぶには躊躇するほどに確立されている、Samba Techは言うまでもなく、DeskMetrics、Everwrite、HotMart、RockBeeなどのスタートアップを立て続けに生み出した。
もっと重要なことに、私たちは、相互接続したネットワーク、つまりスタートアップがお互いに知り合い、メンターとアイディアを共有し、Hora Extra BHやPitch Digitalといったネットワーキングイベントや地元のコワーキングスペースCoolWorkで日常的にミートアップする場所について話題にしている。
この街には、今ではDFJのネットワークの一部となっているワールドクラスのVCファンドFIR Capitalもある。数週間前、Belo Horizonteも、Samba Techを含むいくつかのテック企業が存在するBHTecと呼ばれる新しい技術パークを開設した。
リオデジャネイロは、世界で最も美しい街の1つであるだけでなく、インターネットスタートアップのこととなるとサンパウロの手ごわい競争相手になっている。リオの自然遺産は新しくないが、この街はここ数か月にわたってますます注目を集めている。
もっと重要なことに、このトレンドは少なくとも2014年のFIFAワールドカップと2016年の夏季オリンピックまでは続きそうである。その結果、IBMがリオの市役所が素晴らしい指令センターを運営する手助けをしている中、Ciscoはブラジルへの5億7000万ドルの投資の一部である新しいイノベーションセンターの基点としてリオを選んだ。
しかし、これはうれしい偶然だけではないのだ。地方勢力は、この街のテックシーンを後押しするために相当な努力をしてきた。現在進行中のイニシアチブはさておき、ニューヨークにオフィスを持つ21212だけでなく、100%リオに拠点を置くPolo MarteやVentureOneやStartup Rioのような新しいハイクオリティのアクセラレーターが現れている。
Startup Weekendに加えて、定期的なネットワーキングイベントも活発だ。例えば、他の都市にも拡大しているStartup Rio Meetupや、リオの主なコワーキングスペースBeesOfficeを運営しているのと同じグループがオーガナイズしているGeeks on Beerがある。
(画像クレジット: Mario Celso Teixeira)
前に書いたように、カンピーナスはブラジルで最も魅力的な場所というわけではない―それはサンパウロから90km離れたところに位置し、ビーチからも遠い。しかし、自尊心のあるギークならカンピーナスのスタートアップと知り合う必要がある。この街はブラジルの主なテック人材ハブの1つなのだ。
理由を不思議に思うなら、その答えは簡単だ:カンピーナスには、起業家精神を奨励するUnicampをはじめとするワールドクラスの大学が存在する。この有利な状況が、クラウドソース化したQ&AプラットフォームのLedfaceやトラフィックトラッキングアプリのWabbersなどの将来有望なベンチャーをもたらしてきた。
2010年以降、この街は、Startup Weedkend CampinasをオーガナイズするCampinas Startups(ACS)という独自のスタートアップ組織も持っている。数日前、地元のシードファンドIVPが、最大250万レアル(124万USドル)をサンパウロ州を拠点とするスタートアップに投資することを発表した。
私たちがサンパウロを最初のTNW Conference Latin Americaの場所として選んだのは偶然ではない。調査会社Fnboxの報告によると、サンパウロ州のGDPはアルゼンチンとチリとボリビアとパラグアイを合わせたものよりも大きい。それらの国々の大きさの5%に満たないにもかかわらずだ。
このような状況の中で、ほぼ間違いなくサンパウロは、スタートアップが、この大きな街にオフィスを持つたくさんの地元および海外企業と連携しながら、その巨大なローカル市場に足を踏み入れたいもしくはブラジルをターゲットするための基点として使いたい場所である。
それは、SequoiaやFlybridgeのようなこの都市をラテンアメリカへの入り口として選ぶ傾向のある海外VCファンドの他に、多くの投資家や銀行からお金を調達するのに適した場所でもある。それに加え、この街には、いくつかのコワーキングスペースの他に、たくさんのネットワーキングイベントやハッカソンがある。
結果として、サンパウロはラテンアメリカで最も忙しいスタートアップエコシステムの1つを持ち、全ての名前を挙げるには多すぎるほどの将来有望なスタートアップが存在する―しかし、あなたはTNW Conferenceで彼らに会うチャンスが必ずあるだろう。
(画像クレジット: Thomas Hobbs)
もしあなたがTED Talksのファンなら、クリティーバにはすでに馴染みがあるかもしれない。この街の賢くクリエイティブな都市計画は、かつての市長Jaime Lernerによる有名な基調講演のトピックだった。ブラジルの最もモダンで持続可能な都市として知られるクリティーバは、テクノロジーのことに関しても高い評価を築いている。
2、3例を挙げると、クリティーバを拠点とするスタートアップには、ショッピング比較プラットフォームのMercafacil、ウェディングプランナーのMeCasar、eラーニングマーケットプレイスのEwiksがある。もっと重要なことには、これらのスタートアップはエコシステムの一部なのだ―彼らは地元のコワーキングスペースAldeia Coworking”>で会うことができ、ブラジルのNational Startup Association (ABS)の地方支部を作るために力を合わせている。
もしクリティーバに行くなら、将来有望な新興テックシーンを持つ他の2つのブラジル南部の都市、フロリアノポリスとポルト・アレグレにも寄るといいかもしれない。
ここ2、3年にわたってギーク精神の上で成長することを成し遂げた都市が世界に1つあるとしたら、それはチリのサンチャゴだ。このシフトに関与する主な要素は、Start-Up Chileと呼ばれる政府の支援を受けたプログラムで、将来有望なグローバルなスタートアップに、この国でのプロジェクトをインキュベートするために40,000ドルの助成金を与えている。
これがテック界でチリを有名にするのを助けたのは間違いないが、それは地元のスタートアップシーンを強化することにも大きな貢献をしてきた。実際、Start-UP Chileの参加者は、この国に還元することを勧められる。ある人にとっては、これは地元にアイディアを共有することを意味するし、また別のある人にとっては、さらに一歩先に進むこと、例えばサンチャゴ初のハッカソンをオーガナイズすることを意味する。
Start-Up Chileは、この国でシリコンバレースタイルの起業家精神を発展させるためのいくつかのイニシアチブの1つにすぎないということに触れておくことも大切だ。例えば、500 Startupの卒業生Welcuの背後にいるチームも、私たちが去年10月に参加したWebprendedorのカンファレンス(私たちのサンチャゴからのレポートを見よう)に関与している。
“アルゼンチンは、この地域で最も頑強な起業家エコシステムを持つ”と、LemonのCEOであるWeneces Casaresは今年3月のNXTP Labsの最初のDemo Dayで述べた。これは地元の競争をあおることができたが、ブエノスアイレスが大変頑強なテックシーンを持つというのは真実である―NXTP Labs自体がこの事実を裏付けている。
私たちがレポートしたように、このアクセラレーターはGlobal Accelerator Networkの一部で、最近、その2回目の Demo Dayを開催した。それは、アルゼンチンでのWayraの最初のDemo Dayと同じ週に開催され、注目を浴びる地元の投資家たちを魅了した。
言い換えれば、NXTP Labsは、将来有望なスタートアップをシードするグローバルな野心をもった素晴らしいベンチャーである。しかし、それは、Palermo Valleyのネットワークやこの街の複数のコワーキングスペースなど、ブエノスアイレスのテックシーンを変形する手助けをした先のイニシアチブがあってこそのことであるということも頭に入れておくことが大切だ。
最後に言っておくと、当然のことながら、このリストは完全に網羅されていない。ブラジリア、パナマシティ、サルバドール、マル・デル・プラタなどの都市が入っていないが、これらの都市は、私たちが今後数か月間にわたって注意深く追っていく予定の新興エコシステムを持っている。
他にこのリストに入るべきラテンアメリカの都市があるだろうか?コメント欄で教えてほしい!
この記事は、The Next Webに掲載された「18 Latin American tech hubs you should know」を翻訳した内容です。
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