新型MacBook Proのおかげで大半のウェブサイトはデザインやり直し?

公開日:2012/06/17

最終更新日:2024/02/18

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ついに新型MacBook Proが登場し特にRetina採用の美しいディスプレイが話題を呼んでいます。画面が綺麗になることはユーザーにはとっても良いことなのでしょうが、この鮮明すぎる解像度が既存のウェブデザインに大きな波紋を呼んでいるようで。。。今回はそんなウェブデザイナー・ウェブ運営者が気になる話題をThe Next Webから。 – – SEO Japan

昨日AppleのWWDCを見た他の誰もと同じように、私は、最新のRetinaディスプレイ搭載のMacBook Proを自分の物にしたいと思っている。もちろん、2,200ドルからという価格を考えると、飛びつくには待たなければならないだろう。何とかなると信じて思い切るつもりでいるが、そう考えているのは私だけではないと思う。待っている間に、この新しいリリースの何が特別なのかを見る価値はある。

新しいMacBook Proモデルは、ハイエンドなスペックを見せびらかせ、MacBook Airとほぼ同じくらい薄く、最も重要なことに、“Retinaディスプレイ”を搭載している。そう、この言葉は不完全であるが、最も大切なことは、このリリースで、超高解像度ディスプレイがノートパソコンにやって来たということだ。

今、競合他社が高解像度スクリーンのメリット(読みやすさ、美しい動画やゲームなど)を同じように提供しようとし始めるのは時間の問題だ。これはつまり、地球上の全てのソフトウェアデベロッパーが、存続するためにはよりシャープなグラフィックの準備をすぐに始めなければならないことを意味する。Appleが、高解像度ディスプレイの新しい時代の到来を告げたのだ。

しかしながら、ネイティブアプリはこれと格闘することになるだろう。Web?それは全く異なる話だ。

Pinterestのロゴはいまだに新しいiPad上で見苦しいが、新しいMacBook Proでもそうなるだろう

帯域幅制限と手抜きのソリューションに悩まされ、インターネットは、新しいMacBook Proを使っている人にとってはかなり見栄えが悪くなろうとしている。なぜなら、ちょうど最新のiPadのように、通常は標準以下のディスプレイに隠れてしまう一つ一つのピクセルが、丸裸であなたの目の前に現れることになるからだ。

読者の大部分が知っているように、Webは今も極めて画像ベースで、魔法のベクタ形式カメラが市場をヒットするまではそのままであり続けるだろう。確かに、私たちは、画像スライスをベースにしたHTMLの<table>レイアウトからは大きな発展を遂げたが、拡張可能なベクタとして適切なグラフィックが近いうちにクロスオーバーすることがない世界に今も生きている。

新しいiPadのRetinaディスプレイで見たGQのぼやけたバナー

つまり、Photoshopの“Web用に保存”に影響を受けたボタンやロゴなどは、ぼやけて見えるか画素化して見えることになるのだ―訓練されていない目にもだ。Appleは、そのことが実際に人々が高解像度ディスプレイを購入すること思いとどまらせるほどの問題ではないことを知っているが、Webは確実に準備をする必要がある。

変わる必要があることは以下の通りだ:

  • 帯域幅: よりクオリティの高い写真、グラフィック、動画が、帯域幅制限を引き上げ速度を増すためにISPにより多くの負荷を掛けるようになるだろう。
  • ベクタ: 拡張可能なグラフィックはテキストのように機能し、すでに、異なるタイプのデバイス間でのデザインの柔軟性が必要とされている。今、それは様々なスクリーン解像度に対応したいサイトにとってはより重要になってくる。WebデザインにおけるSVGの使用に関してはここで詳しく知ることができる。
  • リノベーション: Webデザイナーは、まだiPadに対応していないのであれば、Retinaフレンドリーになるために、自分のアセットに戻って再保存しなければならない。もうすぐ私たちは完全に72dpiに別れのキスをすることができる。
  • タイポグラフィ: Web書体は、テキストのプレゼンテーションがより重要になるため、進化し続けなければならない。これは、より大きなウェブサイトも意味する。これが、活字鋳造所を幸せな気分にし続ける新しいスタンダードの誕生を意味することを願っている。

良い点は、私たちがいろいろな意味でより美しいWebの変わり目にいるということだ。インターネット全体の解像度の増加は全く理にかなっている。ディスプレイは常に改善し続けてきた。そして、Appleがこの業界を前に押しやった今、間もなく全てのノートパソコン、タブレット、携帯電話がスペックを上げるだろう。たとえ何があろうと、Webデザイナー、デベロッパー、ISPは、未来の残念なサプライズを避けるためにこれらの変化を頭に入れておかなければならない。

デザイナー、デベロッパー、ユーザー、Webコミュニティのメンバーとして、あなたはこの来たる変化をどう思うだろうか?あなたの意見を下のコメント欄に自由に残してほしい!


この記事は、The Next Webに掲載された「The Web is going to look hideous on the new retina MacBook Pro」を翻訳した内容です。

確かにこうして実際の画像で見ると、そのままで良いでは済まされないレベルのぼやけ感ですね。画像の再アップを求められるウェブサイトも増えそうで大変そうです。。。最近ウェブデザイン系の記事も増やしているSEO Japanですが、これからのウェブデザイン、ウェブ自体はもちろん、デバイスの多様化やハードウェアの進化と共に様々な進化を求め続けられているようです。 — SEO Japan [G+]

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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