本来パーソナルブランディングは私の関心の中心ではない。私がそれをするのは、それがソーシャルビジネスが流れる新しい方向を作り出すことやマーケティングの一部だからだ。それについてはTrust Agentsの中の“Make Your Own Game(自分でゲームを組み立てる”の章で書いた。しかし、私はそれについて頻繁に質問される。そこで今回は、あなたが2011年のパーソナルブランディングに目立った変化をもたらす方法について私の考えを紹介する。(そう、あなたは今からプランニングを始めなければいけないのだ。)それから、バットマンが途中の説明で役に立ってくれる予定だ。
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ブランドとは、約束である。クリストファー S. ペンは、ツェ・フランク氏によるブランドとは“感情的な後味”だという言葉をしばしば引用する。それについて考えてみよう。あなたがApple製品を買うのは、そのデザインが素晴らしいと知っているからだ。あなたがコカコーラを買うのは、その味を好むからだ。あなたが子供をマクドナルドに連れていくのは、彼らが文句を言わずに食べることが分かっているからだ。その約束が何にしろ、良かれ悪しかれ、それこそがあなたが自分で選ぶブランドと協調する理由なのだ。
アイデンティティの一部としてのブランドはさらに大きいものになる。もしあなたが自転車に乗ることに夢中ならば、あなたはサイクリストである。あなたはそんな風に考える。それ相応に食事をするし、それ相応に残りの時間を過ごす。
バットマンは、犯罪者への終わらない復讐を探し求めるという目的が特徴である。それが彼の約束だ。あなたが悪者なら傷つくことになるだろう。バットマンとは復讐なのだ。もし他の誰かがバットマンになり始めるのなら、同じようにその約束を認めなければならない。そうしなければ、そのブランドは弱くなるだろう。
あなたが何を約束するのか決めることから始めるのだ。
まず、自分の名前の後に“リーダーシップドクター”的な言葉を付けて呼んでいる、またはそれを自分の名前の代わりにしている全ての人に言いたい。同じことをしてパーソナルブランディングに大成功した人がいれば私に教えてくれ。リチャード・ブランソンはリチャード・ブランソンだし、オプラはオプラだ。マドンナ、ランス・アームストロング、マザーテレサも。
誰一人として“誰かの何か”ではない。
つまり、あなたの今の名前で、あなたはそのブランドの約束をどうやって表現するのか?なのだ。私は、Human Business Worksを役に立つ教育とコミュニティを介して持続可能な関係志向型ビジネスを育てるお手伝いすることを約束するブランドに変えている。それが、HBWのブランドプロミスなのだ。ひいては、私の約束は、私がそれを提供できること、私のブランドの一部になることなのだ。
バットマンは、彼の約束をいつもそれを実行することによって示している。話す代わりに、行動する。彼は計画を遂行するのだ。
ブランドが強力な象徴を使うことを少しも疑ってはいけない。あの黄色のLibestrongのブランドはかなり遠くの距離から見ても目立つし、ツール・ド・フランスの勝者を表すマイヨ・ジョーヌ(黄色のジャージ)に同調している。全ての優れたブランドが象徴を持っている。私はここ[chrisbrogan.com]のロゴを、私のラストネームを表すだけでなく私のプロジェクトの核心であるビジネスも表す“B”に変えた。その“B”がこの先もたくさんの場所で現れるだろう。
バットマンの象徴は、人々の恐れを増大させる方法として始まり、そこから生まれたコウモリである。
ブランドを築いて育てる1つの方法は、そこに存在すること、繰り返しそこにいることだ。人々が私の成功や私が今いる場所にどのように辿り着いたのかについて尋ねる時、私はいつも、私はどこにでもいたし、役に立ったのだと答える。私は各地に現れるために自分が払えるお金以上のお金を費やした。その結果がどうだったか?(私のクレジットが粉砕したことは置いておいて、)私はどこにでもいたし、人々は私がそこにいるということを知り始め、私がそこにいるときには私がとても役に立つということを知り始め、私のスピーチが役に立つだろうと思い、そして私は重要だった関係を築いたのだ。私は、自分のフィールドにいるたくさんの人達とのコネクションを築き(彼らとの写真はここで見られる)、それによって私は発展中のスターである将来有望な人の多くと出会った。
バットマンは、シグナルが点灯するとどんな時も登場した。彼は犯罪を止めるため、犯罪は良いことではないという事実を築くため、ゴッサム・シティのどこにでもいるようだに思えた。
あなたはどうやって自分の約束を繰り返すだろうか?存続すること。そこにいること。役に立つこと。良いメディアを生みだすこと。あなたの業界を成長させるためにあなたがいる必要がある全てのイベントにいること。できるだけたくさんの将来有望な人を助けること。役に立つ人のチームを築くために、グループを作って集まって団結すること。(バットマンには、ロビンとバットガール、そしてあなたがオタクでもない限りは名前も知らないようなたくさんのキャストがいた。)
マドンナは、時代に順応し、適応し、成長することによってたくさんの女性音楽パフォーマーのトップにかなり長い間君臨した。彼女は、自分のキャリアの新しい段階に入っていく時には、自分のスタイルを変形させるが、マドンナらしさはキープしたままだ。どんな場合でも、彼女は乗り越えるだろう。彼女のスタイルがある所からある所へと大きく揺らぐことはないだろう。しかし、その代わりに彼女は自分の能力を新しいエリアへと重ね合わせる。そして、私たちは、彼女を優柔不断なフラフラした人のように見るのではなく、彼女が新しいスタイルを自分のコレクションに獲得したという感覚を持ち続けるのだ。
バットマンは、1930年代からメディアに存在している。かつては、彼は人間をひっぱたき、銃を使い、吸血鬼のようなことを全てやっていた。そして、狂気の60年代になるとアダム・ウェストが登場した。その後、マイケル・キートンが登場して、狂気になる必要がなかったことを示した。最近では、クリスチャン・ベールが映画やコミックの狂気のストーリー全てに登場する。全ての場合において、ストーリー展開を少しずつ現代的にして、この男が自らの戦闘服に着替えて夜な夜な人を倒すのだということを受け入れるための正しい考え方を私たちに持続させるのだ。
あなたはどのように自分のブランドを成長させ適応させるだろうか?例えば、あなたのブランディングが“ソーシャルメディア”に関連することならば、神の恩恵から見放され始める段階の2011年にあなたは何をするつもりだろうか?どうやってそれ相応にブランディングの方向を変えて、それを新鮮で最新のものに保つのだろうか?友人アーロン・ストラウトの言葉を引用すると、「これからはファックスマーケティングだ」。それがどんなにバカらしく聞こえるか分かるだろう?でも、1990年代には、誰かが口にしていたことなのだ。
あなたのブランディングは、ロゴでもなければ、どこにでもある同じようなプロフィール画像でも、キャッチフレーズでも、テーマソングでもない。それはパッケージ全体、ストーリー展開全体、約束と象徴である。あなたがどんなツールを使おうともだれも気にかけない。あなたにそのストーリーを一番うまく伝えさせるようなツールを使うのだ。どのツールを使えばいいのか探しているのなら、次の質問に答えてみることだ:
それがツールを判断する妥当な方法ではないだろうか?
あなたはブランディングに体当たりしたいだろうか?自分の能力を向上するために新しいことを試し、自分の約束を現実世界に持ち込むことを実行し、あなたの購買者と支持者と関係を築くための役に立つメディアを作ることによってストーリーを伝えること、それらに焦点を合わせるのだ。それこそが本物の方程式だ。それこそがあなたが自分の利益を見ることになる場所なのだ。繰り返し、繰り返し、繰り返す。
それこそが私があなたに出来る一番のアドバイスだ。今のところは。
この記事は、Chris Broganに掲載された「PERSONAL BRANDING BASICS FOR 2011」を翻訳した内容です。
短いながら名言&ブランディングのエッセンスが満載の記事でした。「ブランドは約束である」という冒頭の一言、良いこといったと思いつつ、事例の「あなたが子供をマクドナルドに連れていくのは、彼らが文句を言わずに食べることが分かっているから」でさらにアハ的な納得がありました。他の人の引用ですが「ブランドとは感情的な後味」って思わずどこかでサラッといって分かってる感を演出してみたいセリフですね。。。「ブランドを築いて育てる1つの方法は、そこに存在すること、繰り返しそこにいること」、そりゃソーシャルメディア、そしてそこにおける対話が重要になってくるわけです。
そして締めの一文、、、「自分の能力を向上するために新しいことを試し、自分の約束を現実世界に持ち込むことを実行し、あなたの購買者と支持者と関係を築くための役に立つメディアを作ることによってストーリーを伝えること、それらに焦点を合わせるのだ。それこそが本物の方程式だ。それこそがあなたが自分の利益を見ることになる場所なのだ。繰り返し、繰り返し、繰り返す。」余りにも全てが凝縮された文章なのであえて繰り返し書いてみましたが、特にネットの世界においては成功者になりえる最短の近道なのではと思います。SEO Japanもその努力の1つとして運営しているわけですが、改めて頑張らねばという気になりました。サーチ、ソーシャル、アフィリエイト、その他諸々ジャンル問わず誰にでもチャンスはまだまだある。 — SEO Japan
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