アメリカの最新トレンドから見るSEOの未来~Crossfinity × seoClarity 共同セミナーより~

公開日:2014/07/11

最終更新日:2024/02/28

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2014/07/07(金)に、弊社パートナー会社であるクロスフィニティ社と米国でエンタープライズ型SEOツールを提供しているseoClarity社が主催のセミナーが開催されました。前回の記事では、SEOの重要性とツールを使用した戦略のお話でしたが、今回の内容はアメリカにおけるSEOの最新トレンドとなっております。世界的な企業の導入実績もあるseoClarityですが、共同設立者であるMitul Gandhi氏(TwitterGoogle+)に今後のSEOの展望についても語って頂いております。– SEO Japan

SEOにおける変化
(過去)          (未来)
デスクトップ    →  マルチデバイス
一般的な検索結果  →  ローカル化された検索結果
キーワード     →  コンテンツ
リンク       →  オーソリティ

モバイルは巨大な市場
Googleの全検索数のうち、33%がモバイルから。
また、61%のユーザーがモバイルからの検索を毎日行っている。

デバイス毎のトラフィックの変化
2012年ではモバイルとタブレットが占める全体のトラフィックの割合は18%。
1年後の2013年では、27%と急上昇している。

モバイルの最適化は重要
Webマスターツールでもモバイルのデータが別に取得・分析できるようになる。また、モバイル向けのサイトと行った結果、劇的なトラフィックの増加を見せた例もある。

ローカル化された検索結果
94%のスマートフォンユーザーがローカルの情報を探している。
“給与処理”での検索結果はシカゴとニューヨークの場合で異なる。1位に表示されているサイトはそれぞれの地域の会社。

ローカルコンテンツの最適化
“給与処理”での最適化以上に、”給与処理 テキサス”での最適化を目指す。Googleマップとの連携やローカルコンテンツの作成を開始し、対象のキーワードの拡大を図る。

コンテンツ最適化
ユーザーのアクションにはいくつかのステージがある。発見、調査、購入、エンゲージメントなどだ。それぞれのステージにいるユーザに向け、彼らの答えとなるコンテンツを作成することが重要となる。

発見ステージ
購入にあたり、どんなオプション・選択があるかを考えている段階。そのため、使用するキーワードは一般的・漠然としたものになる。例えば”フラットスクリーンテレビ”など。

調査ステージ
それぞれのオプション・選択の良い点と悪い点を探す。また、他の人はどのように考えているか?(レビュー)について調べる。使用されるキーワードは”一番良いフラットスクリーンテレビ”、”フラットスクリーンテレビ 比較”など。

購入ステージ
自分が求めているブランド(製品)を売っているところを探す。キーワードはかなり具体的になり、”ソニー 42型 液晶テレビ”などになる。

エンゲージメントステージ
その製品を使用するにあたり、サポートを受けられるところを探す。例えば、”ソニー42型液晶テレビ リモートプログラミング 方法”など。

クライアントの質問を理解する。
“液晶テレビ”についてのコンテンツの例。”液晶テレビとHDテレビとではどちらがよいか?”、”LCDテレビとDLPテレビの違いについて”、”LED液晶テレビとは何か?”、”LCDテレビのメリットとは?”など。

答えを提供する
母の日に最適なギフト、$50,000以下のSUVでベストな車種は?

コンテンツのパフォーマンスの分析
トラフィック数の増減など。

オーソリティの構築
GoogleのCEOであるエリック・シュミットによると、「検索結果内において、オンライン上の証明されたプロフィールに結び付けられた情報は、結び付けられていない情報よりも上位に表示される。」とある。Google+のオーサーシップが非常に重要になってくるだろう。

seoClarityの機能
SEOにおけるあらゆる指標を計測し、現在行っているSEOの取り組みのパフォーマンスを計測することができる。100以上の視覚化の方法があり、デイリーでデータを計測することにより、あらゆるKPIの比較が可能。また、独自に動かしているクローラーから日本語のデータを取得しており、競合の順位やコンテンツの取得も可能。さらに、これらの膨大なデータを利用することで、自社が作成すべきコンテンツのアイデアを得ることもできる。こうした機能を活かすことで、今回のセミナーでお話したトップトレンドのSEOを実践して欲しい。

従来のマスターゲットではなく、顧客やユーザーの細かいセグメント設計が今後のSEOにおける課題の一つとして挙げられると思います。そのために必要な様々なデータの計測や分析、また、ユーザーインテントの理解など、SEOツールを導入することで効率的に行える分野は多々あるでしょう。今まで行っていた作業の簡略化+今まで行えていなかった作業の実行ができれば、導入するメリットは十分にあると感じています。ご興味のある方はぜひこちらにお問い合わせ下さい。– SEO Japan
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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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