ミュージック・ビデオファンは喜んでいる。ビジュアル形式で音楽をミックスしたり操作する時代がiPadにやって来たのだ。それはかなり良さそうに見える。
iPad用アプリ「Djay」が受賞しているAppleデザインアワードを作った会社Algoriddimが、同様に、Vjayと呼ばれるビデオマッシュアップを作るための素晴らしい製品をリリースした。
ビデオはアプリケーション内に並んで配置され、ビートマッチングがライブパフォーマンスもしくは友人やソーシャルチャンネルに共有することができるものを作るプロセスを簡単にする。
ユーザーは、既存ビデオとミックスするか、iPadのカメラで撮影するかを選択して独自のコンテンツを作ることができる。オリジナルのDjayアプリは、スクラッチングとメロディー調節のためのかなり利口で簡単なインターフェースを提供したが、Vjayはビデオとオーディオを一緒に使って同様のことをする。
AlgoriddimのCEO、Karim Morsyは、ムービー画像を処理することができながらもタブレット上で機能する軽いものを作るために、Djayで作った技術を築くことにこの会社は一生懸命に取り組んできたのだと言う。
あなたがビデオミキサーに期待するように、コンテンツをいじるためのオプションには、スクラッチング、トランジション、ルーピング、グラフィック操作、そしてもっと素晴らしいことにビジュアルと同調したオーディオ変化が含まれている。再生中に画像をビデオ上で直接ツイストしたりスクラッチしたりすると、音がそれに相応しく反応する。
ユーザーが自分の作品をミックスし終わると、結果をApple TVにワイヤレスで流したり、デジタルA/V接続(HDMI)やAirPlayを介して送信することができる。ミクシングは、リアルタイムでも実行可能だ。つまり、ライブパフォーマンスがすぐに可能になるということだ。オリジナルのマテリアルを使ったパーティーやライブのアイディアとして悪くない。
iTunesで購入したミュージック・ビデオならどれでもこのアプリで使用することができる。サッカー、スケートボード、スノーボード、パルクールのビデオの他に、Parov Stelarからのミュージック・ビデオや、Lil’Buckからのダンス・ビデオや、Yak Filmsなどのビデオがある。
相変わらず、この手のアプリでは、コピーライトの責任とパフォーマンス・ロイヤルティがユーザーの義務である。だから、自分のものではないマテリアルを投稿しないことだ。さもなければ、自分の努力を消される運命になる。
もしあなたがこのビジュアル処理に欠けているものがあると思うなら、Algoriddimのソフトウェアに合うように特別にデザインされたアプリを称賛するアクセサリもある。Griffin DJ Cableは、ヘッドフォンを使ってトラックをプレビューするのに使用でき、Numark iDJ Liveは2つの大きなプラッタと1つのセントラル・ミキサーを介した高度なコントロールを提供する。
このアプリの値段は9.99ドルで、その技術にかけられた努力と1回の購入で得られる結果を考えるとかなり優位性がある。
Algoriddimは、使い易いがプロフェッショナル基準の音楽とマルチメディアソフトウェアを作るためのビジョンを持って、2006年に設立された。創設者たち自身がDJであるため、きちんとしたアプリケーションにすることは、DJになりたい人のために機会を開くために彼らが目指していることである。
この会社の最新アプリでは、ビデオを使ってクリエイティブになるチャンスが、iPadを持つ人の手の中に置かれようとしているようである。詳細はビデオをチェックしよう。
ソース: 画像クレジット(Hugo-Photography)
この記事は、The Next Webに掲載された「Mix and mashup music videos on your iPad with Vjay」を翻訳した内容です。
自らもDJの開発者たちが作っただけに単なる趣味の領域を超えてプロフェッショナルな現場でも使えそうなアプリでした。しかしiPad一台で、1000円以下のアプリでこんなことまでできる時代になったんですね。。。新たな才能が発掘される機会が増えたらいいですね。 — SEO Japan [G+]
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