これまでフリーランス独立のアドバイスからパートタイムのフリーランス、はたまたフリーランスの生き方まで様々なフリーランス関連の記事を配信してきたSEO Japanですが、今回は特にコーダーやプログラマーなどウェブ制作・開発者のフリーランサーについて考えてみた記事を紹介します。 — SEO Japan
ウェブデベロッパーを雇用しているインターネット会社は何十万もある。ウェブサイトをコーディングする仕事を見つけるのはそれほど難しいことではない。しかし、フリーランスの世界に飛び込む時には、あなたの仕事は全く新しい意味を帯びる。
ウェブデベロッパーはフリーランスのライフスタイルに移行するのに苦戦することがある。自分で勤務時間を設定しなければならないし、クライアントとの交流を管理しなければならない。さらには、ウェブサイトを制作したり、そのメンテナンスを手伝わなければならない。この記事では、ウェブデベロッパーがフリーランスのキャリアを成功させるためのアイディアをいくつか共有したいと思っている。
フリーランサーとして自分の名前を世の中に知らせることの最初のステップは、何らかの形でポートフォリオを持つことだ。一般に信じられているのとは反対に、これは自分の全てのプロジェクトのリストを乗せた個人ウェブサイトである必要はない。確かにこれは、あなたがキャッチーな.comドメインを買うことができるのなら悪いアイディアではないが。
しかし、紹介するプロジェクトを数多く持っていないウェブデベロッパーはたくさんいる。別の方法として、デモとしていくつかの異なるウェブサイトを作ることを検討すべきだ。フリーランサーとしてあなたを雇うことを考えている人は、少なくともあなたのコードの例をいくつか見たがるだろう。
他のデベロッパーやプロジェクトを知っているなら、支援を買って出るのも良い。これらのチームプロジェクトが、あなたが貢献したコードの例として示され、あなたのキャリアに影響を与えることがある。WordPressやjQuery のようなオープンソースプロジェクトにも同様の利益がある。サードパーティプラグインを作り、これを無料で提供して信頼性を獲得することができるのだ!
人々には、Googleであなたの名前を見つけたらすぐにあなたが提供できるものを認識してほしい。これがウェブサイトポートフォリオの形でないのなら、さらなる選択肢を検討した方がいいかもしれない。Carbonmadeは主にデザイナー向けのその一例だ。しかし、Githubは、全てコーディングで、デベロッパーのためのオープンネットワークとして働く。
TwitterやFacebookアカウントをクライアントとコミュニケーションを取るために設定してもよい。Eメールやインスタントメッセージはより迅速だが、これらのソーシャルネットワークは100%無料で、誰もが使い方を知っている。
目標は自分の名前とブランドをGoogle検索の後に素早く認識させることだ。あなたが提供しているものや接触の方法を見つけ出すのは簡単でなければならない。もしネットワークを築いて、他のデベロッパーと会いたいのなら、もっと濃厚なコミュニティをのぞき込むべきだ。LinkedInは、企業や三流フリーランサーにとっては最高の選択肢だ。
タイムマネッジメントの研究は、ビジネスにおけるほぼ全てのことに関係する。自分でフリーランス事業を運営する場合でも同様に、正しいスケジューリングへの依存を要する。
そしてあなたは、異なるタイプのプロジェクトやクライアントを扱う覚悟を持たなければならない。ブログや写真サイトを開発することは、ソーシャルネットワーキングサイトやデザイン紹介ギャラリーよりもずっと簡単だ。あらゆる種類の新しいアイディアがテーブルに乗ることはフリーランスの楽しさでもあるし、様々なマーケットプレイスを通して多くの経験を得ることができる。
マネッジメントを学ぶ一番良い方法は、勤務時間の外でスケジュールを組んで自分のアイディアを形にしていくことだ。何度も繰り返すことによって、それが習性になる。自然と自分や自分の生活状況に最適なワークルーチンを手に入れられるだろう。
最も成功しているフリーランサーは、構造化された組織システムが全てのプロジェクトにとって極めて重要であることを理解している。あなたは、フォルダ構造を計画することや、前進している自分の仕事の全てに慣例を指定することにほんの少し時間を費やすべきだ。重要な情報を含んでいるEメールをアーカイブ化して整理するのも悪い習慣ではない。
典型的にウェブデベロッパーはプロジェクトにいきなり飛び込んでコーディングを始めることができる。これが、将来的に組織が画像やスタイルシートやその他のファイルを動かすことにつながるかもしれない。しかし、あなたはどれ位の頻度で仕事を整理するだろうか?全てのことに名前を付けてしまいこむ習慣をつけて、探している時に素早く見つけることができるようにしよう。
自分のフィールドに関して新しいことを学ぶのに遅すぎることはない。ウェブ開発は、新しいバックエンド言語とブラウザの使用と共に絶えず拡大している。ここ数年の間に、私たちはHTML5/CSS3が突然爆発しスタンダード化するのを目にした。モバイルスマートフォンがどんなに素早く市場を獲得しているかは言うまでもない。
ウェブアプリとデジタル製品の開発への真の情熱を持っている限り、退屈することは決してないだろう。たくさんの異なるクライアントと働くことが、様々なウェブサイトを作る機会をもたらす。あなたは、たくさんの異なる状況やプログラミングの戦術と共に実践的な経験を得ることができる。馴染みのないことに出くわすこともあるだろう。しかし、Googleといくらかの自由時間があれば、ウェブを検索して勉強することができる。
自分の能力を信頼することが、仕事をものにするのを手助けする。フリーランスの仕事は、ひもを垂らして誰かが食いつくかどうか見ることを要する。確固たるビジネス関係をもたらす重大な結果にあなたが気付き始めるまでにはたくさんの繰り返しが必要になる。開発の分野に対する心からの興味を失わなければ、あなたは常にほこりをはたいて前に進み続けることができる。
現代のインターネットはものすごい速さで成長していて、ウェブプレゼンスの需要は以前よりも多くなっている。ウェブ開発は、大学や多くの高校でさえもかなり人気のある科目だ。これは、フリーランスが、最初に始めた時にはとてもお金になるように見えるのが理由でもある。分別を失わず、決して自分の仕事への信頼を失わないこと。この記事に関してあなたの意見やアイディアを自由に共有してほしい。
この記事は、DesignM.agに掲載された「How Web Developers can Break into Freelancing」を翻訳した内容です。
ウェブ制作に関わる仕事であればコーディングやプログランミングからデザイン、そしてウェブ制作に関わらずとも汎用的に使えそうなアドバイス集でした。セルフプロモーションやプロジェクトマネッジメントの能力、仕事量の適切なコントロールの方法はフリーランスとして成功するにはどの分野でも必要なことと思いますが、日進月歩のウェブの世界は、特に「いつまでも勉強し続ける」ことが大事ですよね。
元々、新しいことを学ぶことが苦でなく、ついつい新しいことが気になって自然に情報収集・勉強してしまうようなタイプの人にはウェブの仕事は向いていると思います。というか、これは別にフリーランスに限ったことではないですが 汗 年を取ると共に新しいことを学ぶのが微妙に辛くなってきた私でした。 — SEO Japan [G+]
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