302リダイレクトとは?301との違い・使い分け・SEOへの影響を解説

公開日:2020/01/16

最終更新日:2026/04/13

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302リダイレクトを理解するには、まず基本となる301リダイレクトとの違いを押さえることが近道です。両者は「一時的か恒久的か」で使い分けが決まります。

この記事でわかること

  • 302リダイレクトとは、ページを「一時的」に別URLへ転送する仕組み
  • 「恒久的」な転送は301を使い、用途によって厳密に使い分ける必要がある
  • 本記事では、SEOへの影響・設定方法・よくあるミスまで実務目線で解説します

302リダイレクトとは

302リダイレクトは「一時的」なリダイレクトを意味し、1〜2週間程度の転送に使用されます。

301リダイレクトと同様に、被リンクのパワーを引き継ぐことができますが、引き継がれるまでに301リダイレクトよりも長い期間がかかるとGoogleは公言しています。Googleは302リダイレクトを認識しても、すぐに解除されるものと判断し、すぐには被リンクのパワーを引き継ぎません。誤って302リダイレクトを使用していると認識された時点で、301リダイレクトと同様に処理されます。

301と302の違い早見表

301リダイレクトと302リダイレクトの違いを、実務で押さえるべきポイントで整理すると次のとおりです。

項目301(恒久的)302(一時的)
用途サイト統合/URL変更期間限定ページ/メンテナンス
SEO評価の引き継ぎすぐに引き継がれる元URL側に残りやすい
ブラウザキャッシュ強くキャッシュされるキャッシュされにくい
Googleの扱い恒久的な変更と認識一時的な変更と認識

302リダイレクトを使うべき具体シーン

302リダイレクトは「あとで元のURLに戻す前提」がある場面で使うのが正しい使い方です。代表的なシーンは次の3つです。

  • 期間限定のキャンペーンページ:キャンペーン期間中だけ特定ページへ転送し、終了後は元に戻す
  • A/Bテスト時のユーザー振り分け:検証期間中だけ別URLへ一時転送する
  • メンテナンス中の一時転送:メンテナンスページへの誘導(ただしメンテナンスは503ステータスが推奨される場合も多い)

302リダイレクトでやりがちな失敗

実務で最も多い失敗は、本来301を使うべき場面で302を使ってしまうことです。具体的には次のような事象が発生します。

  • サイト統合やURL変更なのに302を使い、インデックスが入れ替わらず順位低下
  • SEO評価が元URLに残り続け、新URLの評価が蓄積しない
  • リダイレクト種別の混在に気付かず、数ヶ月単位で流入が伸び悩む

【実例 1】リダイレクト種別は「設定時に確認する運用」が肝

アイオイクスがこれまで支援してきた案件でも、「特定カテゴリのURL構造を変更した際に302が混在しており、対象ページ群で順位下落が発生する」ケースは少なくありません。

たとえば、ある消費財メーカー事業の支援では、サービスサイトのURL統合時にリダイレクト種別の一部が302のままになっていました。これをTitle / Description / H1(TDH)の見直しと併せて301に修正したところ、対象ページ群の順位が段階的に回復しました。

リダイレクト設定は「一度設定すると後から気付きにくい」性質があるため、URL変更時は必ずリダイレクト種別をチェックする運用が重要です。特に大規模サイトでは、リダイレクトルールの棚卸しを定期的に行うことを推奨します。

【実例 2】リダイレクト チェーンが長すぎる

リダイレクトを繰り返し行うことを、「リダイレクトチェーン」といいます。

リダイレクトチェーン

Googleはリダイレクトの回数を「10回」までと定めており、11回以上行われた場合は「リダイレクトエラー」として処理されます。

リダイレクトが連続した場合は 10 回まで Googlebot はたどります。11 回以上リダイレクトが続くと、リダイレクトエラーになります。

引用元:HTTPステータスコードをGooglebotはどのように処理するのか? Googleが詳細に解説 | 海外SEO情報ブログ

そのためリダイレクトチェーンを10回以内に収まるように修正することで改善されます。

当社は支援のプロジェクト開始時に初期調査にてこれも調査します。長年運用されたサイトの場合、高い確率で長いリダイレクトがそのままに放置されていることがあります。

ちなみにリダイレクトの回数を知る方法はいくつかありますが、Chromeのアドオン「Redirect Path」ですと下記のように視覚的にリダイレクトの流れがわかり便利です。

redirect path

運用歴の長いサイトは、ぜひチェックしてみてください。

よくある質問(FAQ)

Q. 302リダイレクトでSEO評価は引き継がれますか?

A. 302は一時的な転送を意味するため、原則としてSEO評価は元URL側に残り続けます。恒久的な転送でSEO評価を新URLに引き継ぎたい場合は301を使用してください。

Q. 302と301を間違えるとどうなりますか?

A. サイト統合やURL変更で302を使ってしまうと、新URLがインデックスされづらくなり、順位低下や流入減少を招くことがあります。逆に一時的な転送で301を使うと、元URLへの戻しが難しくなります。

Q. 302リダイレクトはいつ使うのが正しいですか?

A. 期間限定キャンペーンページ、A/Bテスト、メンテナンス中の一時転送など、「あとで元のURLに戻す前提」がある場合に使用するのが正しい使い方です。

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著者

SEO Japan編集部 折原 結衣

2025年にアイオイクス株式会社 Webコンサルティング事業部にジョイン。国内外のSEOやWEBマーケティングの最新トピックを「分かりやすく、親しみやすく」届けるためのコンテンツ制作を担当。専門用語が並びがちな業界情報を、読者の皆さまが日常業務の合間にスッと理解できるよう、丁寧に噛み砕いて整理・発信することを大切にしている。

現在は主にメルマガ執筆やメディア運営のサポートに従事。SEO Japanが読者にとって新しい気づきを得られる場所になることを目指している。

監修者

Webコンサルティング事業部 事業部長 遠藤 幸三郎

美術大学卒業後、アイオイクス株式会社にWEBデザイナーとして入社。15年以上にわたり、数え切れない数のSEOプロジェクトに携わる。コンサルタントとして「事業理解に基づくWEBマーケティング」をモットーに、事業課題をWEBマーケティングの力で解決する支援を実施。

SEOだけでなく、戦略立案・CV改善・Youtube活用・ソーシャルツール活用など支援のカバー範囲は多岐にわたる。趣味は料理、絵を描くこと、サウナ。

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